静岡学園中学校・高等学校

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静学ブログ


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2020年10月22日

SGT教養講座 Global Communication 第2回原一夫先生との対 話 素晴らしい人間とその世界〜東京ディズニーランド秘話〜

 10月13日(火)、放課後の時間を利用しSGT教養講座Global Communication 第2回原一夫先生との対話が行われました。先生は、株式会社オリエンタルランドのセキュリティ部リスクマネジメント担当者としてお勤めになられておられましたが現在は退職され、小学校を中心にディズニーランドについてご講演されているそうです。
今回は本校の中高生を対象に『素晴らしい人間とその世界〜東京ディズニーランド秘話〜』と題して御講演いただきました。ディズニーランドがテーマであったため、参加希望者が多く、定員20名に対して多くの参加希望者が殺到しましたが、残念ながら参加出来なかった生徒もいました。

 初めにオリエンタルランド入社までの経緯をお話し下さいました。オイルショックにより不況で大卒にとっては就職難の時代に2社の会社説明会に行きオリエンタルランド1社のみを受験されたそうです。オリエンタルランドを選んだ理由として週休二日制であること、支店がなく転勤がないこと、将来の幹部候補を募集していることがあったそうですが、何の後ろ盾もコネもなく飛び込むような形で就職試験を受け合格したとのことでした。会社説明会では、『ディズニーランドを作ろうという夢のあるプレゼンテーション』を見せられ、その後の面接で『本社に入社したらどんな仕事をしたいか』との質問に対し『レジャーの仕事がしたい』と答えたそうです。

 こうして入社後、東京ディズニーランドの開設に向けて努力されたそうです。1955年、アメリカのカリフォルニアにウォルト・ディズニーによって開設されたディズニーランドは、『世界中のあらゆる人々を楽しませ』ることを目的に作られ、現在はカリフォルニアアドベンチャーなどの施設を造られています。1971年、フロリダにディズニーワールドが開園し、マジックキングダム、EPCOT、アニマルキングダムなど多くのテーマ化された施設が点在しています。

 東京ディズニーランドが開園したのは、1983年です。今年で37周年を迎えます。『世界の人々が楽しめるディズニーランドを日本に持って来たい!』との思いから誘致に取り組んだそうです。それが今ではディズニーシーも含め、ディズニーリゾートを訪れる来園者数は年間で約3500万人までになったそうです。

 次にウォルトがディズニーランドを作るのに至った背景をお話してくれました。ウォルトが『娘たちを遊園地に連れていった時、娘たちを見ているだけだった』ので『家族が一緒に楽しめる場所を創りたいという思い』からディズニーランドを作ったそうです。ウォルトのこだわりとして、彼が描いた『ディズニーアニメを題材としたパーク』とすること、『暴力や戦争をイメージした施設は造らない』こと、『いつもきれいなパーク』にすること、『心のこもったおもてなし』が出来る施設であることを掲げていたそうです。

 まさにウォルトの理想が詰まったディズニーランドでは、独自の用語が使われています。『パーク』で働いている人は、『キャスト(俳優)』と呼び、東京ディズニーランドやディズニーシーは、テーマパーク、『パーク』の外は、『バックステージ』、『パーク』の中は、『オンステージ』、『スリルライドなどの乗り物施設』は『アトラクション』、『キャスト(俳優)』が着る衣装は、『コスチューム』などディズニーランド好きには、当たり前の用語だとは思いますが、施設内が一つのステージであることを意味する用語が並んでいるのが印象的でした。まさにテーマパークは、優秀なキャストによって綿密に演出された魔法の国です。

 その演出を維持するためテーマパークとして『すべてがテーマ化され、統一された施設』となっており、『音楽、コスチューム、建物デザイン、食事メニュー』が一体となっていることやパークは、『キャストとゲストの触れ合いの場』であることや『キャストは俳優として立場で演技するための教育を受ける』ことが義務づけられているそうです。またパークデザインもよく考えられており、ディズニーランドに入ると正面に現実世界の『ワールドバザール』があり、その対比として一番奥におとぎの国『ファンタジーランド』があり、入口を入り左側に過去の国『アドベンチャーランド』と『ウェスタンランド』、右側に未来の国『トゥモローランド』を配置して対比しています。さらに中心には『ハブ』と呼ばれる車輪がデザインされ、ディズニーランドとディズニーシーによく行けるようデザインされているとのことでした。

 中でも『キャスト』と呼ばれる俳優たちは、オリエンタルランド本社にある『ディズニーユニバーシティー』で教育を受けるそうです。この組織は、各部の『準社員』から選ばれた人々から構成され、パークで働く正社員や準社員を教育しているそうです。

 ディズニーランドは、多くのリピーターを集める施設としても有名ですが、その秘訣も教えてくれました。それは『SCSE』と呼ばれ、『ゲストを幸せにするための鍵』として準社員・正社員問わず徹底されているそうです。一つ目は『Safety(安全)』、2つ目は『Courtesy(礼儀正しさ)』、3つ目が『Show(ショー)』、4つ目が『Efficiency(効率)』だそうです。この4つのKey wordをいつも念頭に置き、行動出来るよう『キャストトレーニング』が行われるそうです。例えば、『どんなに急いでいてもオンステージでは走らない』こと、『ゲストを待たせないように常にチームワークを考えて動く』こと、『毎日が初心の気持ち』で演じること、『ゲストと目を合わせて笑顔でアイコンタクトをとる』ことを徹底するよう教育するそうです。

 さて、さまざまな演出が凝らされているディズニーランドですが、さらに私たちを夢の世界に導くための工夫もされています。例えば、『遠近法を駆使したワールドバザール』のアーチや建物を古く見せるためのエージングなどがあります。またキャストにも厳しい演出が求められ手の振り方一つとっても角度や振り位置などが細かく定められているそうです。
最後にディズニーランド秘話とオリエンタルランドについてお話下さいました。開園当時の社長であった高橋さんは、『うん・どん・こん』に代表される姿勢が大切であると社員に説いていたそうです。『うん』は、『運』であり、それは自分から創るもので、そのためには物事に『どん』欲に立ち向かっていく心を持ち、粘り強い『根』気を持つことが大切だと日頃からおっしゃっていたそうです。

 ディズニーランドは、アメリカのディズニーランドに習って建設され、そのマニュアルもアメリカのものを採用していますが、日本ではこのマニュアル以上のことをキャストが出来るようになり、その実績が認められて日本的な対応が認められ、アメリカ本社からも高い評価を受けているそうです。一見すると全てがマニュアルに則して動いている将棋の駒のようなキャストですが、実は『親切や思いやりを忘れない心』をトレーニングで養っているそうです。これがディズニーランド&シーへのリピーター来場者数を今も増やしている理由なのでしょうね。

 講義のあとの原先生との質疑応答でいつも以上に質問や感想を発表してくれた生徒が多くいました。将来はディズニーリゾートで働きたいと思う生徒もいるようです。

 最後に本校の生徒にとっては大変うれしいお知らせがあります。本講座は参加希望者も多かったため講師の原先生にお願いしてリピート講座を実施することが決定しました。次回は、12月17日(木)の放課後です。定員は新型コロナウィルス肺炎感染防止のため前回と同様、中高合わせて20名とします。但し生徒のリピート受講は禁止します。参加登録については、追ってClassiでお知らせします。参加を希望する生徒は、Classiによる学び支援課からのお知らせで確認して下さい。参加登録は、11月に入ってからを予定しています。よろしくお願いします。


















2020年10月22日

SGT 教養講座陶芸、作品窯出し、完成

 10月8日(木)の放課後を利用し8月に実施されたSGT 教養講座陶芸で制作したLamp Shadeの窯出しが行われました。今回は釉薬を塗らず素焼きしたものですが、中に電球を入れ、電気をつけると幻想的な光の芸術が壁に映し出されます。今年度は、新型コロナウィルス肺炎感染防止のため定員を20名から10名に限定しての講座となりましたが、中学生のほか高校生も参加しAt Homeな雰囲気で作品制作も進みました。Lampshadeからこぼれる光は、秋の夜長にぴったりです。来年度の講座が早くも楽しみですね。







2020年10月21日

【小学生対象】静学からの挑戦状2020 Vol.3 問題文

10/21更新:
静学からの挑戦状2020 Vol.3について、解答を下記PDFにより公開いたします。
10/17(土)までに提出いただいた方には、ご自宅に解答を郵送しておりますのでご確認ください。
静学からの挑戦状2020は第3回をもちまして終了です。たくさんのチャレンジ、誠にありがとうございました。

9/19更新:
静学からの挑戦状2020 Vol.3について、問題文を下記PDFにより公開いたします。
今回の問題は、静岡の小学校を通じて配付される「静岡YOMOっとプラス」にも掲載されています。
提出期日は10月17日(土)とし、郵送または持参によりご提出ください。

【小学生対象】静学からの挑戦状2020 Vol.3 解答(PDF)

【小学生対象】静学からの挑戦状2020 Vol.3 問題文(PDF)

2020年10月9日

高3生、黒潮町Willプロジェクトに参加

 高知県黒潮町が主催する「Will~あなたの思いを旗に乗せて~」というプロジェクトに、本校3年生が参加しました。コロナ禍で大変な中でも希望を見失わずに連帯することを呼びかけるものです。
 本校と黒潮町のご縁は、2016年に遡ります。世界中の高校生が防災や減災について話し合う、「世界津波の日」高校生サミットの第1回が開かれ、当時の在校生が東北に赴いた経験をもとにプレゼンを行いました。東日本大震災による影響とコロナ禍は、形は違っても人類が経験する未曾有の危機です。本校生も、社会に資する存在となれるよう願っています。

黒潮町Willプロジェクト

2016年「世界津波の日」高校生サミットの様子①

2016年「世界津波の日」高校生サミットの様子②

2016年「世界津波の日」高校生サミットの様子③

2016年「世界津波の日」高校生サミットの様子④

2016年「世界津波の日」高校生サミットの様子⑤

2020年10月1日

書道部、9.21平和の祈り奉納揮毫に参加

 9月21日(月)、靜岡縣護國神社を会場に実施されました『9.21平和の祈り』奉納揮毫に本校の書道部の高校2年生6名が参加しました。国連が定める国際平和デーに合わせて世界平和を祈りつつ揮毫をする催しですが、今年度で4回目を数えます。本校は昨年度、第3回から参加しています。主催は、和プロジェクトTAISHI(代表 宮本辰彦)です。

 当日は、静岡市在住の書道家でぼくすい書道会を主宰され書道教室で師範として生徒をご指導されている坂本欣径先生とご一緒に参加しました。

 世界平和を願う言葉としてふさわしいものをとの主催者からの要望があったことから本校では部長が中心となり考え、中国の古典である孔子の『論語』の一節から揮毫することにしました。

 子曰、飯疏食飮水、曲肱而枕之、樂亦在其中矣、
 不義而富且貴、於我如浮雲

 孔子は言った。粗末な食事と水を飲み、肘を枕にして寝る。そのような生活の中にも楽しみはある。自分がなすべきでない事を行って財産や地位を得たとしてもそれは浮雲の様にはかないことに思える。

 今年は、新型コロナウィルス肺炎の流行と感染者や医療従事者またその家族に対するいわれ無き差別とアメリカに端を発した『Black Lives Matter』に見られる人種差別問題による抗議デモから暴動が発生し街が破壊されたり、人々が無抵抗のうちに逮捕され、暴行され、殺されたりして世界は到底平和とは言えないような状況が生まれています。
そこで平和とは何か、どうすれば平和が訪れるのかと言った観点から『今の自分自身や自分の生活をありのままに受け入れることが、平和や差別解消への第一歩になる』 と考え『論語』からこの一節を選びました。

 揮毫後、本校の作品は、坂本欣径の作品と合わせて靜岡縣護國神社の社務所を通じ奉納いたしました。

 なお今回の揮毫については、翌9月22日(火)の静岡新聞@S(Web版)の記事として掲載されました。