静岡学園中学校・高等学校

静岡学園中学校 静岡学園高等学校

教養科学科卒業生VOICE

サッカーだけではない、寮で過ごした
仲間たちとのかけがえのない時間。

泉 颯さん

早稲田大学 基幹理工学部進学 
2021年度卒業

 所属していた地元・東京のサッカークラブのコーチに紹介され、プロを目指してプレーするために静岡学園へ入学しました。サッカーだけでなく勉強もしっかりできる高校を探していたので、文武両道を掲げる校風はぴったり。セカンドキャリアも視野に、サッカーが強くなおかつ名の知られたレベルの高い大学への進学を考えていました。
 目標達成に向け中学から毎日勉強する習慣がついていたため、サッカーと勉強の両立はそんなにきついと感じませんでした。どんなにハードな練習後も寮で必ず1時間は勉強し、空き時間を有効に使って復習と課題を中心に取り組みました。とはいえ朝練の後の授業では睡魔に負けてしまったこともあります。そんな時発揮するのが寮生活のメリット、わからないところを寮生同士で教え合いカバーしてきました。成績を維持できたのは仲間のおかげです。
 サッカー部の顧問や担任の先生に相談して志望大学を決めたのは3年の夏。指定校推薦を狙っていたので、入試対策に特化した勉強はあまりしていませんでしたが一定レベルの成績を維持するため復習はかかさず、志望校の過去問などを自主的に解いて過ごしました。当初志望していた大学の推薦枠から外れ迷っていたところ、先生から早稲田の推薦を受けてみないかと声をかけてもらい挑戦。運が良かったと思いますが、コツコツと勉強をして成績をあげてきたからこその結果だとも思います。
 先生たちは希望を尊重して熱意を持って進路の相談にのってくれます。大学に提出した志望理由書は何度も書き直し、自動車のエンジン開発など機械系で質の高い学びが得られることへの期待を記しました。今でも目標はプロサッカー選手。伝統のある早稲田のサッカー部に所属し、久しぶりの東京の実家での生活を謳歌しています。

コツコツと積み重ねた学びが
しっかり実を結び、大学で特待生に。

松浦 佑実さん

広島国際大学 総合リハビリテーション学部リハビリテーション学科義肢装具学専攻進学 
2021年度卒業

 陸上は小学校から続けていましたが、高校進学後、顧問の先生からすすめられて長距離から競歩へ種目を変更。東海大会新人戦では2位となり、3年の高校総体代替え大会では県大会3位に入賞。競歩は集中力と我慢強さが求められる競技。最初は競技時間の30分が長く感じられましたが慣れれば短く思えてきます。最後まで諦めない気持ちが身につき、競技以外の場面でも発揮できたと思います。陸上部の仲間と大会で他県に遠征するのが楽しく、今まで訪れたことのない競技場は新鮮な気分で歩けました。
 授業の進み方も速過ぎることはなく、細やかにサポートしてくれます。課題や朝テストで基礎力を高め、繰り返し勉強する習慣を身につければ着実に成績は伸びます。大学入試対策として、授業でも共通テスト向けの演習を取り入れ、丁寧に解説。はじめての共通テストにも不安を感じませんでした。
 将来のことを考えた時に頭に浮かんだのは、以前陸上の国際大会で見た義足をつけたアスリートのことでした。義肢や義足に興味を持ち情報を集めてみると大学でも専門に学べるところがあり、実践的に学んでみようという気持ちが固まりました。
 第一志望の国公立は残念な結果になりましたが、顧問の先生からも「私学のほうが手厚く面倒見てもらえるぞ」と夢を後押しされ、気持ちを切り替えて私学受験に向かいました。いくつか合格をもらいましたが、広島国際大学に決めたのは特待生として学費が半額免除となったから。共通テスト用の勉強をきっちり進めていたことで、受験した一般入試の好成績につながり特待生という結果に結びつきました。
 義肢装具は、普通に生活するためのものとアスリートが競技で使うものとは全く別ものです。自分の陸上競技での経験を、アスリートたちの活躍のために役立てていきたいと思います。

考える、体験する、みんなでひとつになる。
のびのびと学べる静学で、成長していく実感。

関根 姫花さん

福岡教育大学 中等教育教員養成課程音楽専攻進学 
2021年度卒業

 静学では、どの先生も授業を工夫されていて、熱意を持って生徒に接しています。オープンキャンパスで英語の体験授業を受けた時も面白くて、得意ではない英語をグッと身近に感じられました。他の授業も、考えること、人の意見を聞くことなどを日頃から身につけられるように、調べ学習や、グループワークなど教科書以外の学びも多彩に用意されていました。生徒の興味を上手に引き出す授業では先生との距離も近くなり、何でも相談できる関係だから的確なアドバイスを受けられます。
 クラスは運動部所属の男子が多く、全国から集まっているため言葉も文化も異なることに気後れしていましたが、文化祭のクラス展示をみなで作り上げるうちに打ち解け、部活が忙しいなかでもそれぞれの特性を生かして協力し合える一体感のある楽しいクラスになりました。
 将来を決めるタイミングで、小学校から習っているピアノの先生から「教師が向いている」と言われたことがきっかけに。生徒を信頼してくれた頼もしい先生たちへの憧れもあり、いろんな人と話すのも好きだし、確かに教師がいい!と進む道が開けてきました。
 だったら自分が好きなことを学ぼうと、音楽の先生を目指すことに。同じ大学の推薦試験も受けたのですが、推薦は実技試験のみ、一般試験は共通テストが必要でどちらに集中すべきか迷いが生じ結果が出ませんでした。共通テストも思っていたような判定ではなく悩みましたが、先生たちにここまできたら自分を信じて受けてこいと2次試験に送り出されました。ピアノと歌唱、音楽理論の筆記試験、視唱などでしたが、結果を考えずにベストを尽くそうと思ったのが功を奏し合格することができました。音楽の苦手な子にも楽しさを伝えていける先生が目標です。できれば静学でも教えてみたい、学校に恩返ししたいという夢も持っています。

寮生活で切磋琢磨、
選手権の大舞台で感じた成長。

野知 滉平さん

鹿屋体育大学 スポーツ総合課程進学 
2021年度卒業

 高校生活のハイライトは、正ゴールキーパーとして出場した全国高校サッカー選手権の優勝です。個々の技術を重視する静学サッカーに憧れて入学しましたが、厳しい練習と増える勉強量に食らいつくのがやっと。勉強でも結果を出さないとサッカーにも響くよとコーチたちに励まされひたすら努力、試合に出られるようになるとすべてが好転し練習さえも楽しくなってきました。
 トップチームに抜擢されたのは2年の選手権直前です。3年生を差し置いて出場することや勝ち進むと大きくなる声援がプレッシャーにもなりましたが、出場できるうれしさとともに、サッカーに熱中できる環境や支えてくれる人々への感謝も大きくなっていきました。大舞台で本気の試合を重ねるたびにチームが連携しどんどんひとつになっていく、大きなうねりのような日々の真っ只中で自分自身のスキルも成長できたと感じます。3年生春の自粛期間中も自分自身と向き合いプレーを冷静に見つめ直すことができ、決して無駄な時間ではありませんでした。
 勉学については、同じように忙しいはずのサッカー部員が良い成績を上げていることに触発され、切磋琢磨。寮生みんなで伸びていこうという気概に満ちていました。順位が上がるとモチベーションも上がっていきます。プロを目指して大学もサッカー面から選定、指定校推薦の条件にあてはまるように日頃から予習復習、定期テストの勉強に真面目に取り組んでいました。
 ところが縁あって国立鹿屋体育大学のAO入試を受けることに。突然の志望校変更にも先生方は柔軟に対応してくれ、自己プレゼンテーションの作成にも快く協力してくれました。ここは体育専門大学なので素晴らしい設備や環境が揃っています。より専門的な知識を学べば、自分のプレーにも反映でき、その先には指導者としての道も開けてくると思います。

生徒一人ひとりの個性にそった
受験対応でモチベーションアップ。

牧田 隆征さん

神戸大学 工学部機械工学科進学 
2021年度卒業

 高校入学当時、漠然とプラモやロボットが好きなので、将来は機械系を学べる大学に進みたいと思っていましたが、大学についての知識はほぼ0。高校受験の勉強もぎりぎり2ヶ月前にスイッチが入ったくらいで、あまり自覚を持って勉強をしてこなかったため、入学後の成績はクラスの中で下のほうでした。ところが授業が面白く学ぶことを楽しめ、地道に課題をやっていただけで30番、10番と成績が上がっていったので、うれしいけれど不思議な感覚を持ちました。興味を持ちやすい授業の進め方、課題の出し方が自分には最適で、成績の伸びにつながったと思います。
 一方で、担任からは答案用紙が汚いと指摘され、数学の先生にもかかわらず漢字のトメ・ハネまで注意されました。模試の自己採点でもミスばかり。点数を間違えると本番の志望校選びに響くと厳しく指導され、加えて問題をゆっくり読むこと、簡単な計算ミスをしないこと等々を改善することを徹底。結果的にその指導に救われました。担任の先生は各教科の点数を示し「5点プラスするとここまで上がる、5点マイナスするとこうなる」と分布表をつくってやる気を刺激してくれました。生徒の個性に合わせた細やかな受験指導に頭が下がります。自粛期間中のオンライン授業は目の疲れを配慮した時間割で、量が多い課題はメールでなく郵送してくれるなど、生徒本位の対応で勉強しやすい環境を整えてくれました。
 静学はスポーツ強豪校では珍しく普通科・スポーツ科と分かれていないため、サッカー部で頑張る友人が、勉強時間が少なくても良い成績を取れば尊敬できたし、それが刺激になってさらに頑張ろうと思わせてくれました。
 コロナの終息が見えないからといって、未来を諦めたりしないで。頑張ったことは自分にちゃんとかえってくるから、努力は続けて欲しいと思います。

生徒のやりたいことを尊重し、
全力でバックアップしてくれる先生方に感謝。

大塔 那月さん

大阪大学 文学部進学 
2021年度卒業

 静学を志望したのは、校門から広がる景色が広々としていて明るかったことと、オープンキャンパスでのオーパーツ(時代にそぐわない遺物)についての授業が楽しく、面白いことが学べそうだという期待から。思った通り個性的な先生ばかりで学びへの興味を深めてくれました。
 吹奏楽部に所属して1、2年は部活漬けの日々。サックスを担当し、インスペクターとして学生指導も行い、全日本吹奏楽コンテストでは金賞、管楽合奏コンテストでも優秀賞を受賞。選手権のサッカー応援で演奏したことも貴重な体験で、グラウンドが一つになった優勝の場面は忘れられません。
 部活優先で、勉強するのはテスト直前や、朝テストの英単語を通学電車で覚えるくらい。担任の先生がしびれを切らして志望大学をピックアップしてきてくれたほどのスロースタートでした。国公立で文学や歴史、考古学が学べて、2次試験に数学がなく偏差値が高いところを狙おうと、部活引退後ようやく受験対策を開始。1日に何時間も勉強できるタイプではないので自分なりのやり方を見つけて勉強し、先生もそれを尊重してくれました。
 授業で繰り返し問題を解き準備ができていたため、はじめての共通テストも難しさは感じませんでした。先生方には、2次対策として共通テスト後の短い時間に、国語、英語、世界史を指導していただきました。特に世界史はほぼ記述問題なため、事細かな添削をしてくれたことが大きな力となりました。世界史の先生がオープンキャンパスで出会った先生だったことにも運命を感じています。
 とにかく自分がやりたいことが最優先。将来のことを考えて有利な選択なんてできないタイプなので、大学でも就職を考えるより、学びたいことに貪欲に取り組むつもりです。哲学や文芸学、芸術論など、大阪大学の文学部の学びの広さに興味津々の日々を送っています。

自粛期間中も着実に実力を蓄えて、
共通テスト対策に抜かりなし。

近藤 崚さん

名古屋大学 医学部保健学科放射線技術科学専攻進学 
2021年度卒業

 周りに影響されやすいため、レベルの高い友人に囲まれれば成長できるのではないかという親の勧めで中学から静岡学園に。先取り教育の進みの早さが不安でしたが、簡単なところはスイスイと、難しくなる高校の課程は丁寧に進み、負担を感じることはありませんでした。おかげで高3の1年間を受験対策にあてられました。緊急事態宣言下でもいち早くオンライン授業を実施。この期間の時間の使い方が受験の勝敗を決めたと言っていいほど。集中力を切らせない学校の対応はさすがでした。
 部活には所属していませんが、生徒会広報局で校内の文芸誌の編集に携わっていました。2年次には編集長として全体を統括。皆をまとめること、個々の特性にあわせた仕事を依頼すること、先生と連携し円滑に進めることを実務の中で学び、得難い経験を積むことができました。出来上がった時は苦労した分だけ達成感も大きかったです。
 テレビドラマで今まで知らなかった「放射線技師」という仕事に出会い、調べるうち将来の職業として考えるようになりました。X線写真だけではなく、がん治療の一つでもある放射線治療にも携わっており、技師の技量が医療を支えている、人の命を助ける社会的意義の高い仕事です。国家資格取得のカリキュラムがある名古屋大学を志望。共通テストの成績が大部分を占める推薦も受けてみたらと先生に言われ、そこからは共通テストの勉強に集中しました。共通テストの成績のみで合否が決定するため、直前まで不安と緊張で硬くなっていましたが、授業でも繰り返し問題を解いてきたという自信を取り戻し、本番では実力が出せたと思います。
 無事合格した大学では治療過程における患者さんの心理を学ぶなど、新たな興味を刺激され忙しいながらも充実しています。海外では放射線による治療も盛んです。いずれ最先端の海外で学び、積極的に治すことにも関わりたい。放射線の持つ新しい可能性を切り拓いていきたいと思っています。

多様な価値観にふれる静学ならではの
プログラムが、新しい世界を開くきっかけに。

石垣 沙良さん

上智大学 法学部地球環境法学科進学 
2021年度卒業

 小学生の時、静岡学園のHPに校長先生が出題する「静学からの挑戦状」が掲載されていることを知り、好奇心から問題を解き提出しました。校長先生からの手書きの回答が届き、一人一人に丁寧なお返事をくださることに感動し、次もまた次もと挑戦し続けました。私の考え方を尊重しつつ間違いを正し、解答まで導いてくださることに感銘を受け、静学の学びの本質にふれたいと思いました。
 同じくSGTの内容にも魅力を感じ、入学後は様々な活動に参加。和文化にふれたり、芸術体験をしたり、世界で起きている問題を考えたり、ハイレベルな英語を学んだり、自分の可能性を広げる授業があふれています。
 文系クラスの特長としては、日本の事を国際的な視点から学ぶ、国際日本という授業があります。グローバルな教養を身につける、静学ならではの学びが刺激的でした。
 地域の海岸清掃に参加し、大量のプラスチックゴミを目の当たりにしたこと、通っていた英語スクールで環境活動をするグループを作ったこと、さらに高2で参加したニュージーランド研修中に現地の高校でサスティナブルについて学んだことなどから、環境問題に対しての興味がどんどん深まりました。解決のためには、科学技術的なアプローチが有効と考えていましたが、上智大学の「法の力でも解決できる」という言葉を読んだときに、今まで考えたことのなかった新たな道が開け、ここで学びたいと思うようになりました。
 国公立受験のため5教科の勉強を続けていましたが、上智大学の受験は公募制推薦を選択。小論文対策では、論理的に話を進めることが苦手な私に担任の先生が放課後何時間もかけて添削、納得できるまで説明してくださり、本当に感謝しています。
 上智大学は、海外の提携校も多く、他国の学生と学ぶ機会に恵まれているので留学も考えています。将来は、国際機関などで環境に関わる仕事に就きたいと考えています。

誰もが上を目指して努力を惜しまない。
サッカーも勉強も、目的を持ってチャレンジ。

長坂 拓紀さん

筑波大学 体育専門学群合格 
令和元年度卒業

 個人のスキルを尊重してくれる静学のサッカースタイルは魅力的で、サッカー部でも勉強をおろそかにしない校風に惹かれて入学。部員一人ひとりが何かひとつでも上を目指そうと努力し続けていること、そして努力している人を認めあう雰囲気の良さは、先輩たちの築いてきた素晴らしい伝統です。
 サッカー部のコーチたちも、1年の時から進路で困らないようにとアドバイスをしてくれましたし、推薦での大学進学には内申点も大事になると親身に相談にのってくれました。いつでも情熱を持って話してくれるコーチの言葉を受け取ると、それに応えようと自分たちにもやる気がみなぎってきました。
 サッカーに最大限時間を使いたい思いから、授業を真剣に聞くことが自然と身につき、解らないところがあれば理解するまで先生に繰り返し質問していました。寮でも何かを強制されることはありませんから、自分で考えて効率的な時間の使い方をするようになります。サッカー技術の成長にプラスして、人間としての成長も静学での3年間で培われたと感じています。憧れのユニフォームを着て、初めて県のリーグ戦に出場した時のことは忘れられません。
 2年次には成績優秀者の派遣プログラムに参加しニュージーランドのホームステイを経験。先住民をはじめ多様な人々が暮らす多民族国家の日常に触れ、世界の平和についての考察も深める良いきっかけになりました。
 プロのサッカー選手を目指していますが、セカンドキャリアも考えて筑波大学へ進学。受験対策は過去問をひたすら解いて、分析して、自分なりの解き方を見つけていく。これはサッカーの練習でも同じ。自分に足りないところを見極めてどうしたら補えるか考えることが成長の足がかりとなります。大学では将来指導者になることも視野に、有益な勉強ができると思います。

将来は国際機関で貧困対策を。
夢の実現に向けて大きな一歩を踏み出します。

岩田 桃花さん

東京農業大学 国際食糧学部 国際農業開発学科合格 
令和元年度卒業

 進学先は東京農大の国際食料情報学部です。途上国の貧困対策に興味があり、将来は農業で貧困を解決する国際機関で働きたいと考え、そのための勉強ができる東京農大を進学先に決めました。
 高校では、理系で苦手な社会の授業数が少ない物性・生命系のクラスを選択。現象の原理原則を学ぶ物理の授業が興味深く、特に熱心に学びました。センター試験の問題を解きながら出題者の意図を読むコツなど実践的な対策も教えてもらえ得点アップにも結びつきました。センター試験の科目で物理を選んだ女子が少なかったため探究クラスの友人3人で誘い合い、先生にお願いしたところ快くSGT枠で物理の授業を開講してくださいました。問題の解説をしてもらい理解するまでとことん付き合ってくれたことには感謝しかありません。
 国公立も捨てきれずに、私立の勉強と併せてセンター対策も続けていましたが、英語と国語は授業で基礎は身につけていたし、現代文の授業がそのままセンター対策用になっていたため不安は感じませんでした。朝テストで、習ったことが身についているか確かめる習慣がついていたことも良い結果をもたらしてくれました。東京農大に進学しましたが、おかげで国公立大にも合格できました。
 高校生活が充実していたのは吹奏楽部での活動も大きな要素です。高3ではインスペクター(学生指揮)長として部活全体の練習計画を製作し調整役としても活動。担当するサックスの練習をした上で、個人個人を把握して全体も見極める統率力、計画立案力、実行力など大いに鍛えられました。勉強でも部活でも意識の高い人が多いので、自分もその中で引き上げてもらえたように思います。運動部の応援にいったのも良い思い出。選手の力になっていると思うとうれしく、「ビバ静学」は演奏しているこちらも力が湧いくてくる青春の応援歌です。

選手権の優勝メダルと大学合格。
目指したものを手にする幸運に恵まれました。

柿本 音王さん

東京学芸大学 教育学部 教育学科合格 
令和元年度卒業

 新潟のクラブで静学でも指導経験のあるコーチにすすめられ、静学の足元を重視したサッカーなら背が高くない自分でも強みが発揮できそうだと進学を決めました。サッカー部には全国から仲間が集い個性も豊か。選抜遠征があれば参加できるように頑張り、行ければ落ちないように頑張る、ダメでも次こそと頑張る。そういうモチベーションで全員が練習に臨み、もっと上手くなるにはどうしたらいいのか考えて練習を行っていました。1年ではCチームにも入れず、2年でC、Bと上がり、3年生が引退した後Aチームに。
 選手権の登録メンバーに選ばれた時は、喜びとともに身が引き締まる思いがして、全国でも負ける気がしませんでした。選手だけでミ−ティングを行い目の前の試合に集中しよう、いつも通りのサッカーをやろうと意思を統一。決勝のベンチメンバーからは外れましたが、逆転優勝のあの感覚は特別。優勝メダルを手にした喜びは忘れられません。
 その1週間後のセンター試験。先生たちは余計なプレッシャーを感じさせないように見守ってくれていました。3年の夏に志望校を絞り、東京学芸大出身の中学サッカー部監督から情報を聞き先輩に連絡をとってもらうなど、手厚く支援してもらいました。
 静学は運動部でも学力を重視、普段から勉強する習慣は身についていましたが、受験対策では国・英・数を重点的に。英語は短期間に効率よく点を稼ぐことを考え、文法より単語に集中。長文読解も問題の本質を見極めることで克服していきました。
 無事大学に合格。思えば静学をすすめてくれた新潟のコーチ、静学の監督・コーチ、先生方、そしてサッカー部の仲間。とにかく自分は出会いに恵まれていました。誰にも会えないステイホームの状況下で、より仲間の存在の大きさを実感しています。

思い描いていた未来へ着実に歩める手応えと
高校生でしか味わえない部活の喜びと。

曽根 陽凪さん

静岡県立大学 国際関係学部 国際関係学科合格 
令和元年度卒業

 体験授業で静学を訪れた時、先生が生徒に質問しながら理解度を確認して進める授業が印象的で、ここでなら漠然と思い描いていた静岡県内の国公立大学への進学が叶えられると考えて入学しました。社会が得意で、文系志望なため社会系のクラスを選択、大学受験に即した授業内容、実践的なアドバイスを返してくれる心強い環境が整っていました。
 部活動は吹奏楽部に所属。そこまで熱心な部員ではありませんでしたが、自分の担当するクラリネットの部員がいなくなることから責任感が生まれ、3年の定期演奏会まで活動を全うしました。合奏コンテストでは県大会で金賞、アンサンブルコンテストでも入賞することができ、高校生活の1番の思い出となっています。集団行動は面倒だと思い込んでいましたが、パートリーダーとしてメンバーをまとめる役に就き、チームがひとつになる大きな力を経験できたのは、部活に全力を注いだから得られる貴重な経験でした。
 部活引退後、すぐに勉強にシフトチェンジするつもりが、本格的に勉強を始めたのは結局夏から。夏休みも友人と学校の自習室で、励ましあいながら勉強を進めていくと、成績も伸び始め、やる気も出てくる好循環で冬を迎えることができました。
 志望校の選定では先生からの助言もあり、思うように点数が伸びず苦手意識のある理系を避けた選択に。英国社の3教科で受験できる県立大学に絞ることにしました。過去問を徹底的にこなし、わからないことは納得がいくまで質問して理解を深め、集中して対策をたてることで成績を伸ばしていきました。センター試験の点数が思いの外良く、特別推薦枠で県立大学に合格。センター後にも、2次試験の面接を前に大学の志望理由を根気良く添削してくれた先生方の細やかな対応に感謝しかありません。

先生の支えと励ましが
自分を将来へと導く道標に。

海川 太一さん

横浜市立大学 理学部合格 
令和元年度卒業

 まだ学校に慣れない入学直後、担任の先生は「俺についてこい」と漫画さながらでしたが、静学でしっかり学べば大丈夫だからという言葉に支えられ、みな新たな目標を持って学校生活を送ることができました。充実した設備や最先端の情報機器など環境が整う中で、外部の講師を招いて行うSGTや海外への修学旅行など静学独自の学びの体験を楽しむことができました。映画のSGTでは、自分では選ばない映画を観ることで思わぬ興味に結びつくこともあり、好奇心さえあれば新しい体験に出会える機会が豊富にありました。
 先生方は個性的で、生徒との距離が近いことも新鮮です。要望を聞いて漢文のSGTを開くことを急遽決めてくれたこともありました。先生との出会いが静学での一番大きな収穫かもしれません。最初は勉強の方法がわからなくて先生に聞いてまわっていましたが、プリントを活用したり、復習のコツを教えてくれたり、親身に関わってくれました。
 学校名だけで志望校を決めようとしている時に、理学の基礎を幅広く学べる横浜市立大学の情報を教えてくれたのも先生でした。人の生命現象にアプローチするという根源的な理学のテーマに魅力を感じて志望を絞り込み、センター試験重視で勉強。苦手を苦手なままにしないように意識して励みました。お前なら出来るよ、まだまだこれからと逐次背中を押してくれ、先生と話すことでモチベーションも上がっていきました。
 2年生から所属した写真部での体験も印象的でした。同じ風景なのに、引いて全体を撮る人、ズームして細部にこだわる人がいて、それぞれ見ているものが違うのだと気づかされます。高校生は人格形成の大事な時期、クラスメイトだけでなく多様な人とふれあうことで、互いの違いを受け入れ柔軟になっていきます。静学でたくさんの体験を楽しんでみてください。

難しいことに挑戦することで実力をつけ
決して諦めない心を会得できました。

増田 彪流さん

北海道大学 総合理系学部合格 
令和元年度卒業

 小学校時代から続けていた器械体操をさらにレベルアップするために、体操部が充実している静学へ入学しました。体操部には高校2年まで所属し、団体メンバーでインターハイにも出場。体操競技の醍醐味は、昨日までできなかったことが、今日はできるようになること。日々の積み重ねで成長していく手応えは、明日への推進力となっていました。
 入学当初、授業は真面目に聞いていましたが、「勉強のやり方」そのものがわからず、小学校との違いにとまどっていました。先生から復習が大事だと助言を受け、続けるうちに自分なりの方法が見えてきました。わかりはじめると楽しくなり、自発的に勉強することが身につき成績も面白いように伸びていきました。SGTのイングリッシュサマーキャンプでは、とっつきにくいと思っていた英語も、楽しく学べたことで、苦手意識も払拭しました。
 先取り教育のため、高3で受験勉強に専念できたのも有益。実践的な授業も多く、英作文の添削を先生が個別に指導してくれるなど、親身に対応してもらいました。学校で募集のあったZ会の東大即応演習にも参加。難問ばかりで最初は歯が立たなかったけれど、難しいものを粘って理解していく過程で実力がつき、諦めない心を会得できました。
 生徒会では、文化祭のステージ局長としてステージを統括。部活単位しでしか参加できなかった規則を改定し有志参加を解禁。先生方を説得し、みんなの協力を得て、新しいことを成し遂げることができました。体操では個人の技を磨き、生徒会でチームワークを発揮し、充実した学園生活となりました。
 進学先に北海道大学を選んだのは、理系を総合的に学べるところに魅力を感じたから。物を動かす装置に興味があり工学部を念頭に置いていますが、2年次の専攻決定まで、じっくり学びながら考えます。

目標を持つ友人たちと学ぶことで
自分の成長も促され、確実にレベルアップ。

進藤 流斗さん

名古屋大学 経済学部合格 
令和元年度卒業

 明確な目標がなかったため高校に進学しても、かろうじて課題や宿題だけをやるだけの不真面目な生徒でした。2年になると友人の話題の中心が受験のことになり、卒業生から大学の話をうかがう機会もあり、ようやく大学進学を意識するようになりました。国公立を狙う友達に感化され、このままではいけないと危機感から勉強へのスイッチがオンに。徐々に手ごたえを感じ、成績もトップクラスに。やらされていたと思っていた課題を渋々ながらも解き続けた中できちんと基礎が身についていたから、本気を出したら伸びが早かったのでは、と分析しています。グループで行う授業も多く、教えあうことも貴重な体験だと思います。誰かに教えようと思うと自分のなかで知識が整理され、定着していきます。皆が能動的に学び伸びていこうとするので、クラスの士気も上がります。
 数学は好きでしたが理科の点数が伸びず、探究文系クラスに。得意科目を伸ばす方法で勉強を進めていきました。どんな仕事をしたいか自分の未来を描ききれなかったので、可能性を広げるためにあえてレベルの高い大学を志望。塾は行かずに、SGTの補講と自習のみで受験対策。英作文の添削などでは、先生にもだいぶお世話になりました。他に力を分散させるのは得策でないと判断し名古屋大学のみを受験。経済学部は文系ですが、数学が必要な学問領域ですから、探究クラスで数学もしっかり学んだことが生かされています。
 来年度から新しく実施される共通テストの問題集を解いてみました。確かにセンター試験とは傾向が異なりますが、きちんと学んだことを理解していれば解ける問題でした。受験テクニックを磨くのではなく、基礎から身につけていれば、そんなに不安になることはないと思います。静学で学んだことを糧に自信を持って将来に臨んでほしいと思います。

歴史への興味が広がり深まる楽しさ。
その延長上に未来を拓く学び。

渋谷 悠理さん

大阪大学 文学部 人文学科合格 
令和元年度卒業

 静学は生徒のレベルが高く、優秀かつ面白い先生が多いという印象。特に興味深かったのは歴史の授業。もともと歴史好きでしたが、教えている先生が楽しそうで引き込まれました。歴史をストーリーとして捉えることを学び、語句を覚えるのではなく考える力を養う授業でした。中学でも論述問題が出題され、後に受験対策で必要な学びだったと気付き、先取りしてくれていたのだと大いに納得しました。
 中3の面談で大阪大学は歴史に強いと知り、志望校として意識するようになりました。受験勉強といっても高3になってからも普段の勉強を続けていただけ。復習と課題で学力が身につくカリキュラムであったため、特別な勉強をした意識はありません。一貫クラスは高2までに規定の内容を修了、1年余裕があるので最初からひととおり勉強をし直すことができました。やり直すと自分の苦手分野がわかり、思い出すことで知識が再定着していく実感があります。文系の自分には理系の授業は進みが早いと思うこともありましたが学び直すとスイスイ理解でき、復習に時間を充てられるのは効果的。先生には論述の添削を引き受けていただき、独りよがりになりがちな癖を改善していきました。
 歴史研究部でも精力的に活動。高2では静岡方式と呼ばれる中心街商店の保護について商工会議所にも取材してまとめ、3年では市内を走るバス路線が廃止されたことをきっかけに社会の情勢から課題解決を探る発表で、2年連続全国大会に出場することができました。
 静学は本当にいろんな人がいますから、先生も友人も自分と波長のあう人を見つけることで、学園生活がとても豊かになると思います。

自分の未来をしっかりと見据えて、
勉強も、野球も、手を抜かずに両立。

今村 福太さん

筑波大 人文・文化学群 日本語日本文化学類 合格 
平成30年度卒業生

 野球のできる環境が整っている静学。先輩たちのイキイキとした姿と、文武両道、自主性を重んじるところが気に入り入学。野球部では、課題を見つけて解決していく練習も多く、監督やコーチは指示だけではなく、自分で気づけるようなきっかけを与えてくださいました。
 1年次は部活で手一杯。勉強しはじめたのは周りとの実力差を感じた2年生から。野球部は3年生の夏の引退まで悔いなく打ち込みました。時間的に塾に行く余裕もなく、部活をやりながらひたすら基礎を繰り返してきたことが野球部引退後の伸びにつながりました。英語は単語と文法の基礎学習に徹底して取り組んだことから、長文がすっと読めるようになり、苦手が一転して得点源に。とにかく成績が上がっていくことを実感できました。
 歴史が好きで社会の教師を目指し探究文系を選択。世界史では、質問すると教科書に書かれていないところまで話が広がっていくことが面白く、一見ムダ話に思えることも示唆に富み、このテーマをどう捉えるべきかという考える力がつきました。2次試験対策の世界史論述問題では、決して世界史は暗記科目ではなく、ものすごく魅力のある学問だと改めて気付かされ、試験勉強なのに、楽しんで行うことができました。国語も英語も個別に添削してくださる面倒見の良い先生ばかり。野球部での経験が受験勉強の苦しいときに生かされました。
 教育学部を目指していましたが、教育学系の科目も充実している人文を志望。教師として授業をどう分かりやすく、楽しくできるのか、自分が生徒として楽しく学べた経験が生かされると思います。

日本文化の新しさと奥深さにふれ
同時に世界への目も意識させてくれた3年間。

細井 万梨子さん

神戸大 文学部 合格 
平成30年度卒業生

 日本文化に興味があり、文化財なども多く、フィールドワークもしやすい関西圏の大学を志望。海外から日本文化を学びに来る留学生が多く、国際交流が盛んな神戸大へ進学を決めました。文学の枠にとらわれず、芸術学など文系でもアートを学べるカリキュラムも魅力的です。
 静学に入ったのも、学校見学で見た英語での茶道のデモンストレーションが面白く、日本文化は古臭いというイメージを塗り替えられたことがきっかけでした。
 入学後はもちろん茶道部に。和気あいあいとした雰囲気での活動ながらも、日本文化の素養が身に付きます。指導の先生が魅力的で、豊富な知識から繰り出される話はためになることばかりでした。授業で習う歴史上の人物と、茶道の先生から聞く文化の側面から見る歴史上の人物はまた違った顔をしていて、日本史を立体的に理解することにつながりました。勉強中、ひと息入れたいときにも、抹茶を点てると心が落ち着き集中力もアップします。
 2年の夏に成績優秀者派遣プログラムでニュージーランド研修に参加した時も、お茶の道具を持って行きました。日本文化を発信するためには、彼らの国のことももっと知らなくてはと考える良い機会になりました。
 塾には通わないと決めて、教室でも放課後でも食堂でも所構わず先生に質問。親身な対応のおかげで苦手意識があった数学もなんとか力がつき、受験を乗り切ることができました。センター試験の結果が微妙で志望校を迷ったときも、「ここまできたら思いを通せ」と背中を押し、2次試験のためにマンツーマンで対応してくださった先生。特に現代文の論述問題は時間との勝負となるため、答えの導き方から時間の割振りまで丁寧に指導していただき、本当に感謝しています。

多彩な学びの機会が用意され、
学び、感じたことで自分の将来が明確に。

望月 柊真さん

信州大学 工学部 建築学科合格 
平成30年度卒業生

 静学では、たくさんの人やコトに接するカリキュラムが用意されています。高校進学時には、将来何になりたいか正直決まっていませんでしたが、緑風塾やSGTで、医師や薬剤師など社会で活躍している専門家や大学生の話を聞くと、社会に出てからの自分を想像するようになり、思わぬ世界へ続く扉を開くことにもなります。自分の場合は、建築学を学ぶ学生の作った模型を見たことから興味が広がり、自分のイメージ通りの空間をつくりたいという思いとともに、建築士という職業が目標になっていきました。ユニバーサルデザインについて学び、身体が不自由な人でも使いやすい家をつくってみたい。祖父母と同居する我が家を設計するという夢もあります。
 2年の夏休みには、成績優秀者の派遣プログラムでニュージーランドへ。多様な人種が生活の中に溶け込んでいる状況を目にし、日本も見習うべきだと実感。よその国でも考えるのは日本のこと。自分の国を客観視する絶好の機会でした。他にも緑風塾で放置竹林について学び、戦争映画の上映会にも参加。新しい経験をするたびに、社会を見る目を養い、知識も意識も高まります。
 先生方の作成したプリントは簡潔でわかりやすく、参考書を買わずにすむほど。有意義だったのは、2次試験対策として参加した2人1組で回答を発表する物理のSGT。負けず嫌いなので何とかして自分で解きたいタイプですが、2人だから気づく別の視点があり、学びの深さや広がりを楽しむこともできました。
 大切なのは、体調と時間の管理。起きる時間と寝る時間を決めて、生活リズムを崩さないことで効率良く勉強できると思います。

医学部を目指して絶対後悔しない覚悟で。
認め合える友人の存在も受験のモチベーション。

飯室 陽南子さん

愛知医大 医学部合格 
平成30年度卒業生

 医師になりたいと思ったのは、幼い頃、家族の主事医に接してから。患者だけではなくその家族とも寄り添い、一緒にがんばろうという先生でした。静学を選んだのは、医学部への進学をサポートしてくれるということから。3年間諦めることなく、悔いなく、自分ができるところまでとことんやるという覚悟を持って入学しました。高校3年次には起きているときはすべて勉強という日々でしたが、医師になりたいという、強い目標があったから乗り越えることができました。
 静学の授業は基礎となる土台をつくった上で応用までカバーした内容で、塾に通わなくても国公立大入試に適ったレベルが学べます。課題も単なる復習ではなく、授業よりも少しだけ発展した内容で、解き続けることで自分が成長していく手応えを感じさせてくれるものでした。印象に残っているのはグローバル・ヒストリーや地理の授業。理系では積極的に学ばない分野ですが、今、世界で起きていることを理解するために必要な知識として、知るほどに興味が深まりニュースにも意欲的に接するようになりました。
 クラスメイトは目標に向かって一緒に頑張る仲間。皆の姿に励まされていました。部活は書道部。クラスメイトとは違う友人関係が築け、学園生活を豊かなものにしてくれました。文化祭で披露した巨大な紙の上でのパフォーマンスも楽しく思い出されます。
 大学は、アットホームな雰囲気の愛知医大へ。1年次から座学だけではなく大学病院での臨床的な実習が組み込まれており、医師になる勉強へのモチベーションが維持しやすいと考えています。目指しているのは小児科医。子供とその母親とも信頼関係で結ばれ、サポートしていける医師が理想です。

やる気を引き出してくれたのは
級友やライバルたちの存在でした。

川上 尚也さん

早稲田大学 スポーツ科学部合格 
平成29年度卒業生

 静学は、小学生の自分もあこがれる卓球の強豪校。それなのに公立中学へ通っていた自分を卓球部の練習に参加させてくれた寛大さに深く感謝しています。卓球選手として成長できたのもその恩恵。猛勉強して高校は静学に進学することができました。入学後、勉強はそこそこでいいや、という自分の考えをガラリと変えてくれたのはクラスメイトの存在。まさに文武両道、部活も学びも手を抜かない彼らの姿に刺激を受け、自分の将来をきちんと見据えて勉強に意義を見出すことができました。県大会でいつも決勝を争う最大のライバルが同じ部活にいたことも大きなモチベーションとなり、おかげで卓球では全国ベスト8に。さらに早稲田大学への進学もかないました。
 2020年の大会は大きな目標。大学でも先輩たちと鍛え合い、成長を重ねていけると確信しています。静学の卓球部への感謝の気持ちは、ここに教師になって戻り、卓球部の顧問となることで恩返しができれば最高です。

教科書のその先への興味が
自分の世界を広げてくれました。

北村 実優さん

千葉大学 教育学部合格 
平成29年度卒業生

 特に印象深いのは古文の授業です。
文法をただ暗記するだけでなく、言葉の成り立ちやその時代の風俗・習慣・考え方など、先生が教えてくれる豊かな背景を知ると、教科書の中の登場人物が浮かび上がり、物語に引き込まれ、もっと知りたいと思うようになりました。その結果、国語の成績も上がっていきました。
 生徒の興味を引き出す授業に感銘を受け、自分も先生のように生徒の気持ちを動かす教師になりたいと教育学部を志望。国語の教師を目指していますが、学習到達度テストの数値が高いフィンランドの教育制度にも関心があり、留学機会の多い大学を選びました。
 小4からはじめたバレーボールは、高3の夏までレギュラーとして試合に出場。欲張りかもしれませんが、勉強も部活も、どちらもあきらめることなくやり遂げたいと思っていました。皆でひとつの目標に向かう楽しさを味わえる部活はとても大切な体験。教師になったらぜひ部活の顧問も担当してみたいと考えています。

グルーバルな感性を磨いて
海外で活躍する医師へと歩みだします。

中村 美咲さん

岐阜大学 医学部医学科合格 
平成29年度卒業生

 小学校時代、海外で人道的な活動をしている医師との出会いから、自分も将来は医師になると決めていました。
 中学までミャンマーで暮らしていましたが、帰国して進学先を選択する際に決め手となったのは、静学のグローバルな教育方針。交換留学生が身近にいる環境や、英語で考え発表するスピーキングの授業など、国際化に順応できるカリキュラムが揃う静学で過ごした3年間は有意義で、自分の選択は間違っていなかったと確信しています。親身に支援してくれる先生方、ともに成長していくクラスメイトの存在も、静岡での高校生活を彩り豊かなものにしてくれました。
 インターナショナルプログラムで豪州ホームステイを経験し、ますます広い世界で活躍したいという思いが強くなっています。進学する岐阜大学医学部は、グループディスカッションで進める授業が多く、自分にあった学びの環境。海外の過酷な状況でも対応できるように、総合診療を学んでいきたいと思います。

部活の厳しい練習をやり抜くことが、
勉強への自信にもつながっていきます。

赤塚 俊輔さん

東京大学 理科Ⅰ類合格 
平成29年度卒業生

 選手権で活躍する静学サッカーに興味を持ち、入部するために神奈川から進学。あこがれの部活で高校生の先輩たちと一緒に練習できるのはとても刺激的で、厳しくとも充実した毎日でした。身体を動かすことが生活のリズムとなり、短時間でも集中して効率よく勉強する習慣を身につけられたのも、ひた向きに部活に取り組んでいたから。
 2年の終わりにサッカー部を引退してからは、志望大学を定めてとにかく勉強優先で。センター試験の結果が芳しくなかった時も、気持ちを切り替え2次試験対策に集中できたのは、ミスしても前を向いて戦い続ける部活での経験が活きているかもしれません。静学サッカー部での5年間は大きな財産、これからもサッカーに関わっていきたいと思います。
 大学での専攻は漠然と物理系としか決めていませんが、学内で行われている最先端の研究に触れられる機会を最大限に利用して、大学3年からの研究テーマを見つけていくつもりです。

受験勉強は専ら学校で。わからないことは
すぐに質問できる最高の環境です。

鈴木 大和さん

千葉大学 教育学部合格 
平成28年度卒業生

 中学時代に出会った社会の先生が考えさせる授業をしてくれたことから社会科への興味が深まり、加えて教師になることが目標になりました。当初目指していたのは法学部、というのも社会科を教えるために専門知識をしっかり学びたいと考えていたからですが、担任の先生から教育学部でも法学部と遜色ないほど専門領域について学べるという具体的なアドバイスを受けることができ、改めて教育学部を志望することにしました。
 受験勉強は専ら学校で。休日でも開けてくれているし、わからないところがあればすぐに先生に質問できます。職員室前の机でわかるまでつきあってくれた先生に感謝しています。また、生徒同士で苦手な科目を教えあうこともあり、いっしょにがんばっている仲間がいることで励まされ、集中して取り組むことができました。SGTでは芸術関連のプログラムも取得、いろいろな方向に興味が広がっていくことが楽しく、せっかく静学で学ぶならできるだけ広い分野のSGTに参加することをおすすめしておきます。

自分のやりたいことを学べるのは
自主性を重んじる静学ならでは。

宮原 啓太さん

東京農工大学 工学部合格 
平成28年度卒業生

 小学校でテレビゲームを楽しむだけでなく作成することに興味を覚え、中学時代にはプログラムを組むほどに熱中していました。大学ではVRの研究をしていきたいと考えていたので、高校入学後も3Dモデルを介したコミュニケーションツールの開発に没頭。将来のことを見越して、高校在学中に基本情報技術者と応用情報技術者資格も取得しました。
 志望校は、オープンキャンパスに参加し好印象だった東京農工大。学びたいテーマの研究室もありSAIL入試(AO入試)に的を絞った対策をとりました。40枚のレポートを提出後、2次試験はプレゼンと面接。プログラミングに詳しい数学の先生方にレポートを何度も添削してもらい精度をあげて作成し、プレゼンの練習はグローバル・ヒストリーの先生も交えて根気よくつきあっていただきました。徹底して自分のやりたいことを中心に学んでいましたが、それを可能にしてくれたのも、自主性を重んじる静学ならでは。目標がしっかりと定まっているなら、できる限りの協力をしてくれる先生がいることを頼もしく思います。

受験の英語エッセイには、SGTや茶道部での
幅広い経験が役立ちました。

戸川 想代さん

上智大学 国際教養学部合格 
平成28年度卒業生

 大学入試科目に英語エッセイがありましたが、ALTの先生の授業で高2からエッセイを書いていたので慌てずにすみました。それでも入試直前には集中的にエッセイを指導していただいたことが合格につながったと、先生方に感謝しています。エッセイに必要なのは、英語力だけでなく自分の意見をしっかりと持ち論を進めていくこと。そのためには普段から社会の出来事を自分と関連づけて捉えること、日本文化を理解していることも大切になり、SGTや茶道部での経験が大いに役立ちました。
 幼少期アメリカで過ごした経験があったのに、震災時にアメリカの友人からもらった見舞いの電話で話すことができずに悔しく、一念発起して英語のスキルを磨いてきたことが実を結びましたが、国際教養学部での授業はすべて英語、さらに英語力を高めていかねばなりません。大学では世界の文学や美術史などを学び、多国籍な学生の中で多様な背景を持つ人々とまじわり、国際的に活躍できる人となるための高い教養を身につけていきたいと思っています。

パスサッカーに憧れて大阪から静岡に。
人間的にも成長できた3年間でした。

田原 智司さん

慶應義塾大学 環境情報学部合格 
平成28年度卒業生

 ガンバ大阪のジュニアユースに所属していたこともあり、進学の際には幾つかの高校から声をかけていただきましたが、その中でも「つなぐサッカー」を身上とする静学のサッカースタイルは魅力でした。
 勉強とサッカーを両立させながらの寮生活、高校生活は、正直なところ、時間的体力的に辛いものはありましたが、今となっては楽しかったという気持ちの方が大きいです。悩みや不安は仲間と共有できたし、勉強面でも生活面でも、そして今回の受験においてもアドバイスやサポートしてくれる先輩や先生方が必ず近くにいてくれました。我慢することを覚え、人を思いやる大切さを知るなど、人間教育を重んじる校風も自分を支えてくれたように思います。
 3年間、ゴールキーパーというポジションを争ったライバルは一足先にプロになりましたが、勝負はこれから。自分もプロを目指し、彼を超える選手になれるよう技術と心身を磨くとともに、大学ではサッカー人生に生かせる研究にも取り組んでみたいと考えています。

リーダー塾やSGTで触れた経済問題が
関心を深め、視野を広げるきっかけに。

望月 彦良さん

名古屋大学 経済学部合格 
平成27年度卒業

 お金儲けをするなら経済学部──
小学生の頃はそんなことを漠然と考えていましたが、高2で参加した「リーダー養成塾」でアジアの貧困を学び、また、SGTで女性の貧困の深刻化に触れたのをきっかけに、経済をもっと深く学びたい、経済格差の問題を解決する一助となりたいと思うようになりました。とくにSGTでは株についても学ぶ機会があり、株の売買には企業情報だけでなく、今、世間で起こっていることを見る目を教えられました。そうしたさまざまな機会を通して、自分の目標が次第にはっきりしていったのだと思います。
 勉強はいつも放課後の教室で仲間と一緒でした。思うような成績が得られず、志望校を考え直そうとした時、それを止めて励ましてくれたのも仲間で、親身になってサポートしてくれたのが先生でした。だから、第一志望に合格できたのも仲間と先生のおかげ。卒業した今、後輩たちには仲間と助け合い、先生を信じて努力を継続していくことの大切さをぜひ伝えたいと思います。

公立ではできなかった体験こそが成長のタネ。
将来はコミュニケーションを大切にした医師に

柴本 大樹さん

浜松医科大学大学 医学部合格 
平成27年度卒業生

 中学生の頃、静学の校長先生から「学力だけではなく、人格を土台に社会に貢献できる人間を育てたい」との話を聞き、この学校なら、と入学したことを思い出します。確かにここには公立にない魅力がたくさんありました。国際的な交流が活発なこともその一つで、自分もオーストラリア研修を機にコミュニケーション力の大切さを学び、英語を話す力、聞く力の必要性を感じるなど、自らのステップアップにつなげることができたと思います。また、SGTでは、多彩なテーマから社会に向けて視野や興味が広がっていくのを感じました。さらにいつでも気軽に相談したり、質問できる先生がいることで、授業でわからなかったことや不安を引きずることなく、先に進むことができました。
 将来はコミュニケーションを大切にした医師に、できれば一緒に成長を見守れる小児科医になりたいと思っています。ただし、臨床医として働くには体力も重要なので、心身を鍛えながら将来に備えたいと思っています。

練習、勉強、寮生活を経て、
早稲田で卓球!の夢を叶えました。

中窪 康喜さん

早稲田大学 教育学部合格 
平成27年度卒業生

「早稲田大学で卓球を!」の夢実現のために選んだ静岡学園。「文武両道」と言うのは簡単ですが、部活も、勉強も、どちらも結果にこだわって頑張り続けるのは簡単ではありません。特に寮生活に加え、ケガに悩まされた自分には監督や担任の先生のサポートなくしては残せなかった成績、さらに大学合格というのはつかめなかった夢だったかもしれません。
 この先の新しい目標は、大学のメンバーのレギュラーとして試合に出続けること。皆さんも目標を高く持ちながら、コツコツと成長を積み上げていってほしいと思います。



ページの先頭へ戻る