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SGT「農業体験講座〜第8回棚田ツアー~」

 11月12日(土)に第8回のSGT農業体験講座を行い、13人が参加しました。今回の活動は「脱穀と新米の試食」でした。これまで4月から1か月に1回実施してきた農業体験講座も、今回が最終回となりました。
 まず最初に、清沢塾の塾長の小長谷先生より挨拶を頂き、「半年間ありがとうございました。今年はおかげさまで豊作と言っていい状態です。今回の体験が農業の研修になり、またいい思い出になっているならうれしいです。文明が発達していっても人間が植物を食べるという基本的な構造は変わりません。」とお言葉を頂きました。
 脱穀作業では、足踏み式の脱穀機と電動式の脱穀機の両方を体験しました。唐箕を使って人工的に風を起こし、籾に混ざっている稲の葉や藁くずを重さごとに選別する方法も知ることができました。
 脱穀の作業以外にも、大工仕事と籾殻を炭にする薫炭の見学も行いました。大工仕事では、稲架掛けの木材を収納する古い小屋を解体して新しい小屋を完成させました。また、薫炭の見学では、籾殻で炭を作り畑に撒くことで、微生物の棲家となったり土が空気を多く含んだりすることで、それが苗の生育を助けるというお話を聞くことができました。
 お昼には、収穫した米を釜で炊いてくださり、豚汁もご馳走になりました。お焦げのおいしさも味わうことができました。鍋の豚汁も釜のご飯もおいしくて、何杯もおかわりする生徒がいて完食となりました。
 今回参加した生徒13名全員が一生懸命、かつ楽しそうに体験している姿が印象的でした。特に、4月から継続して参加してきた生徒にとっては、作物を育てることの大変さと同時に、作物が実り収穫する喜びも十分に味わえたと思います。

  • 先月に干した稲を運脱穀機まで運びます。
  • 脱穀機を使って脱穀の体験をしています。
  • 足踏式の脱穀機も体験します。
  • 稲架掛けの木材を収納する古い小屋を解体して新しい小屋を完成させました。
  • 清沢塾の塾生と参加生徒で記念写真を撮りました。