系統別コース Specific Courses

教養科学科4つの「系統別コース」

系統別コースの図

教養科学科では、文系・理系を問わず高い学力を身につけ、生徒全員が第一志望の大学への現役合格を目指します。1年次は全てのクラスで学習習慣の定着と基礎力強化に重点を置いたカリキュラムを展開します。同時に難関国公立大学、国公立医歯薬系学部を希望する生徒のために、「探究系クラス」を設置しています。2年次からは進路希望ごとに「探究文系」「人文・社会系」「探究理系」「物性・生命系」の4系統に分かれ、自らの夢の実現に向けた大学進学を目指します。

探究系

大学進学では、国公立大学進学を第一志望に据え、原則、全員が大学入学共通テストを受験します。集団として、大学受験に対する意識が揃っているので、くじけそうになった時などは頑張る仲間の姿に励まされることも多く、受験には、最後まで諦めずに挑むことができる環境です。
2年次から文系と理系に分かれますが、文理の選択にこだわらず、5教科をバランス良く勉強します。教室での学びはもちろんのこと、生徒会や部活動、SGTなどを通じ、好奇心を高め互いに磨き合いたいという仲間が集います。

カリキュラム(2027年度入学生予定)
■ 探究文系
カリキュラムの図
重松 宗純

英語科教員

学びに終わりはありません。
思考の枠組みを深め、広げ、
自分自身を変え続けていってください

1+1が2になることに納得しない、「知的にやんちゃ」な姿勢があってもいいと思います。

難関大学を目指す探究文系コースは良くも悪くも真面目で従順な生徒が多く集まります。もっと「知的にやんちゃ」であってもいいのかなと思います。というのも、勉強には3つの側面があると私は考えるからです。まずは相対的な優劣を競う受験勉強、次に英検などの検定試験に向けて技能を磨く「修業」としての勉強。そしてもう1つは、勉強とは何か、どうせ死ぬのになぜ生きるのかといった根本的な問いを突き詰める「修行」としての勉強です。1つめの受験勉強は、焦りや不安が「燃料」になりがちです。学びの燃料として良質とは言えません。しかし3つめの勉強は「なぜ」という自分自身の問いが燃料になります。たとえば1+1が2になることにも不思議を感じ、納得しない。できればそこまで物事を深く見つめていってほしいと思います。そうすることで、あらゆる分野が深いところでつながっていることに気づくはずです。特に文系の学科は他分野と関係のない分野はありえません。静学にはそうした学びにつながる問いやアドバイスが豊富にあります。自分さえオープンであれば、チャンスはどこにでも転がっているのです。

■ 探究理系
カリキュラムの図

考え続けましょう。
自分の頭で考える力があれば、人生の不条理もきっと乗り越えられます

学びの先にある広い世界の面白さに気づいてほしい。
静学にはそのヒントがたくさんあります。

探究理系コースの生徒の多くは将来やりたいことや好きな分野が比較的はっきりしています。その分、他の分野にも目を向けないと視野が狭くなってしまいます。同じ生物でも動物の生態と遺伝子学では視点が違いますし、薬学に興味があるなら理学部でも製薬系の研究ができます。視野を広げて考える材料をたくさん集めることが、より良い進路選択にもつながります。自然科学は、単に知識を得るだけではなく、なぜこうなるのかという根源的な仕組みを理解し、自分なりに仕組みを考えることで広い世界が開けてきます。その面白さに気づいた生徒は自ら進んで学ぶようになり、質問の仕方も変わってきます。受験テクニックとしては少し遠回りかもしれませんが、自然界の仕組みや裏側を読む力は、大学
という学問の入口に立ったときに大きな力になります。静学には授業だけでなくSGTなど体験を通して物事の裏側や仕組みを考える機会がたくさんあります。自分と異なる背景や考え方の友達との刺激的な出会いもあります。こじんまりおさまらず広い世界に行けるよう、静学を踏み台として大いに活かしてください。

浅田 憲貴

理科教員

人文・社会系/物性・生命系

大学進学では、大学入学共通テストを利用した国公立大2次試験、私立大一般入試に加え、学校推薦型選抜、総合型選抜など、一人ひとりの志に応じた受験方式で進学を目指します。授業で身につけた学力に加え、課外活動・部活動などを通じて培った総合的な力を受験時に発揮します。
「人文・社会系」は英・国・社、「物性・生命系」は英・数・理に比重を置いた学習を行い、英語と数学は、生徒の学力に応じて学習集団を習熟度別に編成して学力増進を図ります。多様な価値観のもとに、高い次元での文武両道・自己実現を目指し頑張る仲間が集います。

カリキュラム(2027年度入学生予定)
■ 人文・社会系
カリキュラムの図
杉浦 雅の写真
杉浦 雅

保健体育科教員

静学生は困ったとき
きちんと大人に助けを求められる生徒が多いと感じます

「できない」を「できる」にすることも、「できる」を磨くことも大事です。 自分の「できる」を見つけてください。

人文・社会系コースには学業と部活動の両方に力を入れる生徒が多く集まってきます。勉強を頑張りながら部活動で社会性や人間性を磨き、総合型選抜や学校推薦型選抜に挑戦する生徒も少なくありません。本コースでは英語・国語・社会に比重を置いて学び、中でも受験に重要な英語は英検に挑戦するなど力を入れています。1年生で勉強する習慣がしっかりつくと、2年生以降は「できる」と実感でき、学習が楽しくなっていきます。静学では運動部の意欲ある生徒が勉強も頑張るので、周りの生徒も負けられないと頑張り、高め合えるのも良いところです。学習面でも部活動でも時には挫折することもありますが、頑張ったプロセスは無意味ではありません。メンタルを強くするには挫折も良い経験です。何か不安なときには話を聞いてくれる先生が必ずいます。私は生徒の皆さんができないことを「できる」にするだけでなく、「できる」に磨きをかけることも大事にしたいと思っています。様々な個性の生徒がいる集団の中で、自分自身のポジションを見つけて楽しみ、のびのびと成長していってほしいと思います。

■ 物性・生命系
カリキュラムの図

進路選択や大学受験はゴールではなく自発的に考えて行動する力を伸ばす成長の機会です

自分から学ぼうとする意欲や自分の考えを人に伝える力は将来必ずプラスに働きます。

物性・生命系コースは理系学部への進学を視野に部活や学校行事など様々なことに力を入れている生徒が多く、落ち着きのある理系クラスでも明るく活動的な雰囲気です。生徒の皆さんには、学力を伸ばすことはもちろん、自ら学びたいという姿勢や意欲を身につけてほしいと思っています。授業でも、自分からアウトプットできるようになることを重視します。自分の考えを伝える力は受験だけでなく将来社会に出たときにも必ずプラスに働きます。最初はなかなか考えをことばにできなくても、ペアワークで友達に考えを伝える経験をするうちに率先して話せるようになる上、自分と違う人の考えを発見することもできます。3年生になって、部活に打ち込んで来た生徒が熱意を受験勉強に向けるようになると、周りの生徒も頑張らなくてはと一緒に励むようになります。多様な個性を持つ生徒が集まっていますので、学習方法もそれぞれに合ったスタイルを組み立てていきます。静学には学びたいと思ったときに支えてくれる教員が大勢いますので、試行錯誤しながら自分を伸ばすスタイルを一緒に見つけていきましょう。

金濱 両太郎の写真
金濱 両太郎

数学科教員