静学に入学して驚いたのは先生方のレベルの高さ。授業以外にも親しく交流する機会が多く設けられ、例えば、手応えのある数学の問題を教室に貼り出してくれ、提出すると解答だけでなく記述の仕方などきめ細かなアドバイスがもらえます。受験に必要だから勉強していた数学も、参加したSGTの数学オリンピック講座で数学本来の面白さにふれ、解けない問題を仲間と一緒に考えるのも楽しく、学ぶ意欲も高まっていきました。サッカー部でレギュラー出場している学友に点数で負けたショックも向学のモチベーションに。こういう刺激も静学ならではかもしれません。コロナで休校となった時のオンラインへの対応も素早く、勉強への集中力を途切れさせずにすみました。
医師を目指そうと思ったのは高校進学後のこと。虫垂炎で入院した折、命を救おうと真剣に取り組む医師の姿に心を動かされたのがきっかけです。先生方は受験対策だけでなく、医師を目指すということについての覚悟や心構えなど自身の体験を交えながら話してくれ、難しい道だと理解しながらも医師への思いが強くなりました。地域との結びつきの強い浜松医大を第一志望に。定期テストに力を入れ地道に勉強していたことで成績が条件に達していたため、推薦入試も受験。先生からは虻蜂取らずになるなと助言をいただきましたが、チャンスが増える方に賭けてみました。推薦試験では理科3科目が課され、履修していない生物は教科書を購入して1ヶ月で準備。小論文のテーマは倫理観を問われる問題、自分の総合的な人間力が試されました。一足早く推薦入試で合格できたのは、良い先生や仲間との出会いに恵まれ成長できたことが導いてくれた結果だと思います。
ひとつだけ心残りは、コロナの影響で成績優秀者のニュージーランドへの短期留学が休止されたこと。大学生のうちに留学も経験したいと思います。







