大学で物理を専攻し、修士・博士課程から研究を続けているのが“弱い力”。素粒子間で働く極めて弱い力について「なぜそんなことが起こるのか」を解明するために、実験を重ねています。宇宙の謎に関わる究極の問いでもあり、ほんの少しでも研究が進めば大きな価値がある研究です。
理学というのは真理を求める学問。思うような結果がでない実験でも、へこたれず続けていく忍耐力と、それを楽しめる精神力が求められます。それを養ったのは文武両道の静学精神。剣道部に所属し、夏休みには毎日ソフトボールをして真っ黒に日焼けしていましたから。
海外の研究者と合同で行う研究も多く、彼らのシェークスピアをネタにしたジョークを理解し、日本の文化や歴史についての質問にも答えないと信頼してもらえない。だからどんな進路を目指すにしろ、専門の勉強だけをするのではなく真の教養を身につけることが大切だと覚えておいてください。







