当時は寮生活を送りながら夜間授業も受けたりと、勉強漬けの毎日。それでも心が折れることなく、中高6年間を過ごせたのは高い目標を持つ仲間がいたこと、さらに学べる環境がそこにあったことが大きかったと思います。中学3年の頃にはすでに医師を目指そうと決めていましたが、何のために学ぶのかを自分なりに理解していたからこそ努力を続けられたのだとも思っています。
静岡学園では今なお「孝友三心」の精神が受け継がれていますが、社会に出て一層、服する心、感謝する心、全うする心の大切さを痛感するようになりました。とくに医師という仕事は、人の命を尊重し、人に尽くす仕事であり、患者さんからの感謝の言葉をやりがいとして、我々を支える方々に常に感謝の心を忘れてはいけない仕事でもあります。同じ病院内、あるいは他の病診や医療関係者に静学出身者は多く、同じ精神を共有した同窓生とのつながりは心強いもの。そこに50年という学校の歴史の重みを実感しています。







