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静学ブログ

2021年4月26日

SGT農業体験講座 〜棚田で遊ぼう〜第1回棚田Tour

 4月24日(土)、「SGT農業体験講座〜棚田で遊ぼう〜第1回棚田Tour」が行われました。今回は校長を含む教員3名と中学生・高校生併せて20名が参加しました。うち初めて参加した高校1年生と中学1年生が併せて14名、昨年から参加している中学2年生と中学3年生が併せて6名でした。中学生は、Repeat参加率が高く、毎年、毎回参加している生徒も多くいます。清沢の自然は、中学生の清らかな心と好奇心を魅了するようです。

 本日は本年度最初の棚田Tourということもあり、清沢塾塾長の小長谷建夫先生のほか、静岡大学名誉教授で清沢塾主宰の中井弘和先生も参加されお話を聞くことが出来ました。中井先生は、コロナ禍は、人類が自然を破壊したしっぺ返しであるとのことから農薬や肥料を使わない自然農法が大切であるとおっしゃられていました。清沢の棚田では、旭、神秘の米、緑米、借銭切といった一般の農家が栽培しない稲を植えています。特に旭は、コシヒカリと違い、アトピー性皮膚炎を癒す効果がある「薬米」として知られています。いずれも丈が短く、たくさんの穂をつける現在の品種改良された米とは違い、収穫量は少なく原始的な要素を残す米ですが、いずれも味わい深い米でもあります。

 さて、今回はまず田を耕すGroupと育苗箱と田に苗床を作るGroupに分かれ、作業を始めました。稲はまず種蒔きをし田植えが出来るよう苗が育つまで育てる必要があります。今回は、育苗箱と田にそれぞれ苗代を作りました。お昼をはさみ、次に棚田に引かれている水の水源を見学しに行きました。山の中から湧き出る水はさぞ冷たく感じたことでしょう。これをお手製の水路を使い、棚田に流し込んでいます。田の整備が終わったGroupは次に苗代が置かれた田の周りに動物除けのネットを張りました。棚田は山の中にあるため猪などの野生の動物が出てきます。また鳥が飛んでくることからせっかく作った苗代も荒らされたり食べられたりしてしまうこともあります。そのためネットを張ります。

 最後に収穫後稲を乾すために使う杭作りをしました。杉の太目の木の木肌を鎌でそぎ落とし中の白い色を出します。こうすることで木の川と木の間に虫が入り込むことを防ぎ杭を長持ちさせる効果があるそうです。

 次回第2回農業体験講座は、5月22日(土)に実施します。田の整備を中心に作業を行います。次回はその様子をレポートします。お楽しみに。