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静学ブログ

2021年12月26日

SGT教養講座 法教育教室Part 2

 12月24日(金)、特別授業日の放課後の時間を利用して、SGT教養講座法教育教室Part 2が静岡地方裁判所を会場に実施されました。講師は、静岡地方裁判所総務課広報係長の岩室さんです。中学生1名と高校生9名が参加しました。本講座は、当初裁判傍聴を予定していましたが、前日に裁判所から連絡があり、本日傍聴予定であった裁判の期日が変更になったとのお話をいただきました。そこで急きょプログラムを変更しての実施となりました。

 最初に小法廷で裁判員裁判制度についてのDVDを20分程観賞しました。6人の裁判員と3人の裁判官が1つの事件の1審の裁判を担当し、評議の上、事実認定(有罪・無罪)と量刑を決定するということを学びました。次に広報係長の岩室さんから裁判制度についての説明がありました。裁判所事務官としてどのようなお仕事をしていたのか、広報係として現在、どのような仕事をしているのかといったお話を聞くことが出来ました。

 さらに今回は、裁判官の林田さんからお話を聞くことが出来ました。裁判官になって16年目の女性の裁判官とのことで裁判官や裁判所事務官には女性も多いということをおっしゃっていました。生徒からは、裁判で無罪判決を出したことはあるのかと言った素朴な質問から裁判をAIに任せることは出来ると思うかといった質問までさまざまな疑問に答えていただきました。林田さんからは、裁判官になるには、大学受験よりももう少し勉強しないと司法試験は合格出来ないので頑張って下さいとの励ましのお言葉をいただきました。

 最後に会場を大法廷に移し、模擬裁判を行いました。裁判官、検察官、弁護人、証人、被告人、裁判員という6役にそれぞれ分かれ、強盗致傷に問われている被告人が有罪か、無罪かを争う裁判を行いました。あらかじめ広報係の岩室さんからいただいた台本には、それぞれの立場から発言するセリフが書かれていますが、それを本物の法廷と演じるとなると重みがあります。最後は、裁判官と裁判員による評議で有罪となりましたが、検察官、弁護人、証人の立場の生徒は無罪の判定をしました。立場によって有罪・無罪が分かれた面白い結果となりました。

 今回は、実施出来なかった裁判傍聴ですが、機会があれば改めて実施したいと思います。お楽しみに。