静岡学園中学校・高等学校

静岡学園中学校 静岡学園高等学校

静学ブログ

2021年11月10日

SGT農業体験講座〜棚田で遊ぼう〜第8回棚田Tour

 11月6日(土)、「SGT農業体験講座〜棚田で遊ぼう〜第8回棚田Tour」が行われました。校長のほか教員2名と中学生10名、高校生3名が参加しました。清沢塾塾生のご指導の下、今回は、脱穀と風選(籾の選別)をしました。前回収穫し、はざがけしてあった稲を集め、足踏み脱穀機で脱穀します。清沢の棚田には2台の足踏み脱穀機がありますが、いずれも昭和初期に作られた古いものです。生徒たちは清沢塾塾生の方々のご指導のもと足踏み脱穀機を使い、脱穀をしていきます。清沢の棚田では電動化された機械を極力使わず、人力で出来ることは人の力で作業をします。田んぼごとに脱穀をした後、唐箕を使って籾の選別をします。唐箕とは、人工的に風を起こして籾や藁くずをそれぞれの重さに応じて選別する道具です。日本では大正時代以降、普及したそうです。原理は簡単で上から籾を少しずつ落としながら風車で風を起こして当て軽いものと重たいものとに選別するというものです。そのため絶えず風車を回す必要があります。この作業を手動で行うため骨の折れる作業となります。生徒たちは順番に風車を回して風を起こしました。

 さて、お昼は今年の新米をいただきました。清沢塾塾長のご厚意によりひと足早く脱穀・精米をした米を棚田で食べられるようにご配慮いただきました。清沢の棚田では主に明治時代に自然交配によって生まれた「旭」を栽培しています。棚田の農作業小屋にある囲炉裏を使い、羽釜でご飯を炊いていただきました。これを木で出来たお櫃に入れて出していただきました。おかずは清沢塾婦人部有志の方々手作りの豚汁と梅干しです。「旭」は、コシヒカリに比べると、粘りが少なくパサパサとした軽い口当たりのため汁物と合い、食が進みます。しかもお櫃に入って出てきたため余分な水分を吸収してくれるため米本来の美味しさが口の中に染み渡ります。生徒たちは一人平均山盛り2杯のご飯を食べたため、3升のご飯もあっという間に無くなりました。

 今年度最後の農業体験講座は、今回で終了となりましたが、来年度も実施する予定です。3月に来年度の受講者対象の座学講座を実施する予定です。お楽しみに。