静岡学園図書100選

静岡学園図書100選 page 73/124

電子ブックを開く

このページは 静岡学園図書100選 の電子ブックに掲載されている73ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
阿弥陀堂だより著者・編集者南木佳士著叢書又は出版社文春文庫発行年2002年8月NDC913.6主人公孝夫の妻「美智子」は都立病院の医師で、がんの化学治療の専門家である。多忙な生活の中妊娠する....

阿弥陀堂だより著者・編集者南木佳士著叢書又は出版社文春文庫発行年2002年8月NDC913.6主人公孝夫の妻「美智子」は都立病院の医師で、がんの化学治療の専門家である。多忙な生活の中妊娠するが、胎児が死亡し恐怖性障害になり、孝夫の故郷谷中村の診療所で働くことになる。実際には、南木(本名:霜田哲夫)が勤めたのが佐久総合病院であり、内科医として多くのがん患者の死を経験し「鬱病」を発症するのである。谷中村の山にある阿弥陀堂。そこに住むおうめ婆さん、村の広報誌「阿弥陀堂だより」を書いている声が出ない若い娘小百合さん、主人公と妻、霊の宿る山の村で人と人とがつながっていく。4月のよく晴れた日、孝夫、美智子、小百合はおうめ婆さんがこもる阿弥陀堂に登る。今、孝夫の机の前には三人の年代の異なる女性のあけっぴろげな笑顔の写真がある。妻の美智子は元気に今日も大きなお腹で診療所に出かけていく。誰の人生にも突然に不条理な苦難が襲う、その苦難をどのように克服して生きていくか著者からのメッセージを読み取ってほしい。71