ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

静岡学園図書100選

ヴリーツェンに散る桜ドイツで伝染病と闘った日本人医師肥沼信次のものがたり著者・編集者なかむらちゑ著叢書又は出版社開発社発行年2014年3月NDC289.11908年、4人弟妹の長男として八王子に生まれた肥沼信次は、父の後継者として医師を目指し、日本医科大から東京帝国大学の放射線医学教室に入局します。その後、長年の夢であったドイツ留学が叶い、ベルリン大学では、東洋人として初めて教授資格を取得します。第2次大戦中は、帰国もせず、ソ連軍の命令で発疹チフス患者の治療に専念しましたが、自らも感染、「桜がみたい」と言い残して1946年3月8日帰らぬ人となりました。それから43年後、朝日新聞の尋ね人の欄に「日本人医師、故コエヌマ・ノブツグをご存知の方はいませんか」という記事が信次の弟の目に止まります。ベルリンの壁によって遮断されてきた情報をやっと知ることが出来たのです。本書には、英語訳、独語訳も掲載されています。ドイツ人が尊敬してやまない日本人医師の偉業に触れてみてください。66