静岡学園図書100選

静岡学園図書100選 page 44/124

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蟹工船著者・編集者小林多喜二著叢書又は出版社新潮文庫発行年2003年6月NDC913.6「おい、地獄さ行ぐんだぞ!」オホーツク海で操縦する蟹工船で働く乗員たち....

蟹工船著者・編集者小林多喜二著叢書又は出版社新潮文庫発行年2003年6月NDC913.6「おい、地獄さ行ぐんだぞ!」オホーツク海で操縦する蟹工船で働く乗員たちの過酷な労働を描き、1929年に発表されたプロレタリア文学の代表作。作者小林多喜二は左翼文学運動を理由に逮捕され、拷問によって殺された。29歳の若さであった。多喜二の死の様子は山田風太郎の『人間臨終図鑑』に詳しい。一読の価値あり。2008年、高橋源一郎と雨宮処凛が新聞紙面で「現在のフリーターの状況、ワーキングプアの実態が『蟹工船』の世界と似ている」と談笑したことがきっかけとなり、「蟹工船ブーム」が全国で起こった。新潮文庫版の本書は50年間100万部を売り上げていたが、2008年は1年間で50万部近い売上だったという。多喜二もさぞ驚いていることであろう。今を生きる静学生は、この小説に何を思うだろうか。42