静学ブログ

2019年5月22日

SGT Balloon Art

 5月21日(火)、講師にBalloon Artistのゆっぴー♥️先生をお迎えし、SGT Balloon Artが開催されました。中学生・高校生合わせて36名の参加登録者が参加し、風船を使った剣、犬、花輪の3種類の作り方を学びました。長い棒状の風船をポンプで膨らませて適当な長さでねじって形を整えていきます。ゆっぴー♥️先生のご指導のもとあっと言う間に剣やダックスフント、お花の形が出来上がっていきます。明るく大変分かりやすいご指導で、生徒たちも楽しく学ぶことが出来ました。6月15日(土)の静学祭では、今回学んだ生徒たちが習った技術を活かし、Balloon Artで小さなお子様たちをおもてなししてくれることでしょう。なお今回のSGTは、5月22日(水)の静岡新聞の朝刊の記事にもカラーで掲載されました。

2019年5月14日

SGTステンドグラス教室・和文化、始まる。

 5月9日(木)、中学1年生対象のSGTステンドグラス教室と和文化が始まりました。ステンドグラス教室は、講師にステンドグラス工房かわもとの代表、かわもとみえ先生とその他アシスタント講師の3名の方をお迎えしての講座です。今回はAグループの25名が挑戦しました。4回の講座で1作品を作ります。今年度は、Candle Boxを作成します。Candle、Crystal、Tree、Floral、Heartのデザインの6種類の中から一つ形を選び、合わせて色ガラスも各自に選択してもらいました。かわもと先生は、静岡県を代表する若手ステンドグラス・アーティストで毎年本講座を担当しています。アメリカでステンドグラスを学ばれたあと現在はヨーロッパのステンドグラス技術を研究され、県内でも一般の住宅から教会のステンドグラスまで幅広くお仕事をなされています。
  
 さて、生徒は先生のご指導のもと色ガラスを太陽光に照らしながら硝子を選び、各型のパターンに合わせて硝子を自分で切り出していきます。硝子はオイルカッターを使い切っていきますが、紙と違い真っ直ぐにしか割れません。初めての作業で指先を切ったりする生徒もいますが、大した怪我になることもなく15時10分から15時10分までの2時間の作業時間があっと言う間に過ぎてしまいました。次回2回目の6月20日(木)の講座では硝子の切り出しを完成させてコパーテープを巻いていく作業に入ります。どのような作品になるのか完成が楽しみです。

 一方、Aグループ以外の生徒は、7時間目に囲碁、将棋、カルタ(百人一首)、踊りに分かれてSGT和文化を体験しました。囲碁を担当されるのは、本校の元教員で数学を担当していらっしゃいました織田先生です。初めて体験する囲碁の楽しさにわくわくしていた生徒もいました。踊りは、郡上踊りを学びます。岐阜県の郡上八幡で踊られている伝統的な踊りですが、10種類あります。これを音楽担当の三浦教諭のご指導で踊り、一つずつ覚えていきます。将棋は将棋部顧問の武藤教諭、カルタは百人一首部顧問の帯川教諭が担当しています。次回は6月20日(木)の7限です。日本の伝統的なゲームで頭を鍛えるのも楽しいものです。次回のレポートをお楽しみに。

2019年5月13日

SGT農業体験講座〜棚田で遊ぼう〜第2回棚田tour

 5月11日(土)、晴天のもと本日も清沢の棚田へと向かいました。今回は、田の整備と茶畑の手入れを行いました。作業を始める前に中井先生からお茶の木についてお話がありました。日本では効率よく合理的に茶葉を採るため背の低い横広がりに木を刈り込み整えていったが、本来は茶の木は上へと伸びるものなので茶の産地である中国の雲南省では茶の木の形が違うということでした。また日本では茶葉を害虫から守るために消毒をするがその量が多いことを嘆いておられました。清沢の茶畑はここ6年間、消毒はせず育てているそうです。無農薬の有機栽培で育つ茶葉は少し「こわい」(静岡弁で固い)葉になるそうですが、味は抜群です。紅茶に加工されたりします。

 さて、生徒たちは2手に分かれて茶畑の草取りをする者と田の草刈りをする者に分かれて作業を行いました。茶畑にはバラ科の棘のあるツル状の植物がところどころ生えており、それを新芽と見間違えないように抜き取りました。平地と違い山間部にあるので茶摘みにはまだ少し早いとのことで次回間に合えば摘み取り実習を行うことになりました。一方、棚田では4月に植えた種もみがすくすくと育っているはずでしたが、ネットに穴を開け何者かが侵入したせいか、生えたばかりの若い芽が一部食い荒らされてしまいました。生徒たちはネットの端を土で固める作業をして害獣の侵入を食い止めるための対策をしました。さらにこれからの田植えに備え、田の草刈りをしたり、あぜをこしらえたりしました。

 ここまで終わると昼食の時間です。大鍋に作られた野菜いっぱいのおみそ汁を今回も美味しくいただきました。さらにヨモギ茶をいただきました。初めて飲むその味に戸惑った生徒もいました。昼食が終わると、中井先生や清沢塾の方々との座談会です。生徒からの質問に答えていただくと同時に感想を発表してもらいました。生徒たちは生物の種類について大変関心があったようです。特に中学生の女生徒は田の生物に興味津々で、アカハライモリ、カエル、さわがになどが出てくるとよく観察していました。清沢塾の方のお話では、棚田には12種類のカエルがいるそうです。このお話のあと、カエルの産卵場所に見学へ行きましたが、ひと足遅くイノシシに荒らされてしまい観ることが出来ませんでした。また5月下旬から7月上旬には、夜になると源氏蛍と平家蛍が田の上を飛び交い、幻想的な光景が広がりそれはきれいだそうです。

 さて、次回は6月22日(土)です。今度はきっと田植えになることでしょう。
清沢の紅茶の試飲も出来るかもしれません。お楽しみに。

2019年5月9日

SGT農業体験講座〜棚田で遊ぼう〜第1回棚田Tour

 4月27日(土)、SGT農業体験講座〜棚田で遊ぼう〜第1回棚田Tourが行われました。本校から学校のバスを使い約40分で鱒の養殖場がある清沢に到着します。生徒たちはそこから舗装された山道を20分程歩き、山の中にある棚田にむかいました。当日は、曇りがちの天候で例年よりも現地では肌寒く感じられましたが、中学生・高校生合わせて30名の生徒が参加しました。現地では静岡大学名誉教授の中井弘和先生と清沢塾の方々のご指導により田起こし(耕起)・種蒔き(播種)と代かきを行いました。生徒は二手に分かれ、高校生が中心となり、鍬を使って田を耕しました。平地である田んぼであればトラクターを使い耕しますが、清沢の棚田は深く耕すことをしません。深耕することで稲にとって有害な成分を表面に出すことをしないようにするためです。一方、中学生は、育苗箱に乾燥土を均等に敷きその上からさまざまな種類の種もみを均等に蒔いていきました。なかでも明治時代に品種改良よって生まれた『あさひ』や『亀の尾』といった稲を掛け合わせた品種AK303は、中井先生が苦労されて品種改良に成功し作られた種もみです。コシヒカリ系の米が持つアレルギーを引き起こす遺伝子を持たず、アトピー性皮膚炎などのアレルギー体質改善に効果があるのではと期待されています。

 種蒔きが終わると、高校生が作った田に水を引き入れ、簡単に代かきをします。この時にさまざまな発見がありました。サワガニや赤腹イモリ、モリアオガエルやシュレーゲルアマガエルが土の中からひよっこり顔をのぞかせます。中学生の女生徒たちは興味深げにサワガニやカエルに触れたりしてその感触を確かめていました。農薬を使わず、化学肥料も使わない完全有機農法を実践しているこの棚田には実に多くの生物が住み着いています。6月下旬から7月の初めになると、源氏蛍や平家蛍が田を覆い尽くすように飛び回ります。そのため蛍の幼虫の餌になる巻き貝のカワニナもいます。近所の田んぼではめったに見られない光景がここにはあります。

 さて、代かきのあと種もみを植えた育苗箱を水を引いた田んぼに箱ごと植えます。ここで3週間程田植えが出来る背丈に成長するまで育てます。平地の田んぼでは2週間程で成長しますが、棚田は気温が低い山中にあり、田植えが出来るまで成長するためには1週間程余分に時間がかかります。最後に猪に食べられないように防護ネットを張って今日の作業は、完成です。
 ここでお昼となり、生徒たちは持参した弁当と合わせて清沢塾婦人部の方々に囲炉裏の炭火でコトコト作っていただいたおみそ汁をいただきました。きのこを中心に野菜がたくさん入ったみそ汁は、冷えた体を温めるにはちょうどよいスープのようで味わっていただきました。また合わせて一緒にいただいた漬物や煮物も大変美味しく生徒も大満足でした。さらに昨年収穫した『あさひ』を大釜で炊いておにぎりにしたものをいただきました。釜焚きならではのお焦げも混じっていて大変美味しくいただきました。

 食事のあとは、中井先生との質疑応答の時間です。中学生の女子生徒が熱心に質問をしました。中井先生からは、『あさひ』を食べた感想を聞かれましたが、もちもちとして美味しいという意見が多く出ました。30分程、質問をしたりお話を聞いたりしたあとでバスに戻り帰着の途に着きました。雨に濡れることもなく、農作業や講話も順調に進み第1回の棚田体験は大成功でした。次回、第2回は、5月11日(土)に実施します。今度も30名の生徒が参加します。良いお天気になるといいですね。次回のレポートもお楽しみに。

2019年4月8日

平成31年度SGT農業体験講座〜棚田で遊ぼう〜事前講義

 3月30日(土)、静岡大学農学部名誉教授中井弘和先生をお招きし、平成31年度農業体験講座〜棚田で遊ぼう〜の事前講義が行われました。中学生4名、高校生3名の参加がありました。今年は、『農と食をつなぐ〜清沢塾という試み〜 棚田には先人の真摯な食べ物へのおもいが込められている〜You are what you eat』をテーマに清沢塾がなぜ始まったのかから始まり、無農薬栽培による稲と農薬を作った従来の稲との違い、欧米にみられる企業的農業経営から家族的農業経営への回帰が中国南部の雲南省でも進んでいること、品種による違いについてお話して下さいました。なかでも明治時代に品種により生み出されたあさひ、亀の尾といった米は、薬米としてアトピーの症状軽減にも効果があると言ったお話や農薬を使わない稲の根は、農薬を使った稲よりも地中に深く根を伸ばし葉も丈夫に育つと言ったお話には目からうろこが落ちました。
 無農薬農法は農薬を使った農法よりも土を作るのに手間もかかり生産量も少なくなります。しかし土やそこに生きるさまざまな生物を殺すことなく共存し、人間の健康を脅かすことのない作物をつくることが出来ます。Micro Plasticが食物連鎖によって私たちの食べ物にも大きな影響を与えるようになった今日、無農薬でしかも人工的廃棄物を殆ど出さない農業の在り方は、循環型社会の在り方を考える上で大きなヒントを与えてくれます。講演終了後、生徒たちは疑問に思ったことや感想を先生に直接質問し、無農薬による米作りについてさらに思索を深めることが出来ました。
 さて、いよいよ今年も4月から棚田Tourが始まります。第1回は、4月27日(土)です。学校バスで本校から清沢の棚田に向かいます。当日は、田の整備と種蒔きを清沢塾の方々と協力して行います。もちろん中井先生から直接お話を聞くことも出来ます。少しでも多くの生徒が参加してくれることを期待しています。

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