静学ブログ

2018年2月26日

SGT教養講座 いつまでも健康な肌を保つために

 2月17日(土)、午後1時から3階物理実験室を会場にSGT教養講座『いつまでも健康な肌を保つために』が開講されました。講師は、千葉科学大学薬学部生命薬科学科の教授で医学博士の平尾哲二先生です。先生は、本校がまだ理数科・普通科に分かれていた時代の理数科の卒業生で最初の東京大学合格者でもあります。京都大学大学院修了後、長く資生堂に勤務され、スキンケアについて学んでこられました。資生堂を退職後、千葉科学大学の化粧品科学研究室にご勤務されており、日々お肌の角質の持つバリア機能について研究すると同時に学生の教育に取り組まれています。
 今回は、化粧品と医薬品の違い、化粧品の製法、角質のもつバリア機能、そして紫外線の及ぼす肌への影響について主にご講義いただきました。○×形式先生から出される質問について生徒たちはよく考えて答えていました。女子生徒の参加者が多いことを予測してか保湿用乳液をご持参され生徒が実際手にとって確かめることが出来たのも大きな魅力でした。今回は、紫外線が肌にもたらす影響についてのお話が中心で、UV Cut CreamやSun Screenの数字による表示についてや日焼けのメカニズムとメラニン色素の働き、『光老化』についてお話いただきました。昔と比べ子どもであっても紫外線は、「百害あって一利なし」とのお考えで外での活動が多い運動部の生徒は特に気をつける必要があることを強調されていました。特に日焼け止めについては汗で落ちてしまったらもう一度塗る必要があること、塗る時は2度塗りが大切なことなど実生活で役立つお話も多く、生徒は興味深く聞き入っていました。また講義の終了後、多くの質問が出ました。将来、化粧品の研究・開発に携わってみたいがどのような学部に進めばよいのかといった質問や高い乳液と安い乳液では何か違うのかと言った質問に丁寧にお答え下さいました。最後に希望者は肌をデジタル顕微鏡で確認してお肌の状態を観察することも出来ました。参加者ひとりひとりががお肌とスキンケアの大事な関係についてよく理解出来た大変満足度の高い講座となりました。

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