静学ブログ

2018年2月26日

 1月25日(木)、中学生はオペラ鑑賞会のため静岡市民文化会館に行きました。これは公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]の主催する『中高生を対象に「本物の舞台に触れる機会を」という考えをもと、オペラやバレエの無料招待公演を展開』している『NISSAY OPERA/ニッセイ名作シリーズ』の事業に参加したものです。音楽の時間に事前学習をしてから行きました。今回は、静岡市民文化会館開館40周年記念の一環としてチェコ出身作曲家ドボルザークの名作オペラ、『Rusalka』が上演されました。この作品は原語であるチェコ語で演じられましたが、舞台の両脇に日本語の字幕が映し出され、Storyを目で追いながらの観賞となりました。
 物語は、水の精Rusalkaが人間の王子に恋をするお話です。Rusalkaは、魔法使いに頼み人間の姿に変えてもらいます。但しそれは彼女の声との引き換えが条件でした。しかし魔法使いは言います。もしあなたの愛する人があなたを裏切った時、その恋人は深く冷たい水に沈んでしまうことを。口のきけないRusalkaに失望した王子は、祝宴の夜、外国の王女にうつつを抜かしRusalkaはひどく傷つきます。中庭に出たRusalkaは、水の精によって再び水の世界へ連れ戻されてしまいます。魔法使いはRusalkaが元の姿に戻るには、王子を殺すことが必要だと言いますが、Rusalkaはそれが出来ず悩みます。やがて真実の愛に目覚めた王子が湖にRusalkaを求めてやってきます。王子は水の精から彼が犯した罪を聞かされ絶望的になってRusalkaの名を呼び探し求めます。やっとRusalkaと出会えた王子は、愛するRusalkaの死を誘うキスと抱擁ととももに暗く冷たい水の底に沈んでいくことを選びます。Andersenの童話にも同様の人魚のお話がありますが、これはドボルザークのこのオペラと同じくスラヴ神話にその原点を求めることが出来る悲しいお話だと言われています。
 さて、オペラの素晴らしいところは、舞台の下でによる生の演奏が聴けることでもあります。山田和樹指揮による読売日本交響楽団による素晴らしい音楽とオペラ歌手による声楽が見事に組み合わされた舞台は、まさに本物が迫力がありました。生徒たちも初めての経験だったのではないでしょうか。さらに今回の舞台演出は、中学2年、3年生なら一度は見たことがあるSPACの芸術総監督の宮城聡さんでした。当日は、舞台挨拶ということで中学生にも分かりやすくオペラの鑑賞の仕方と簡単な物語の説明をしてくれました。中学生は、2月14日(水)にSPACの演劇を静岡舞台芸術劇場で鑑賞しますが、そちらの作品も楽しみです。今回は都合上、写真が撮れませんでしたが、次回撮影したものは、その一部を中学部通信にも掲載する予定です。

静岡市民文化会館開館40周年記念 (チェコ出身作曲家ドボルザークの名作オペラ『Rusalka』)

PAGE TOP
このページのトップへ
お問い合わせ・資料請求このページのトップへ