静学ブログ

2019年5月13日

SGT農業体験講座〜棚田で遊ぼう〜第2回棚田tour

 5月11日(土)、晴天のもと本日も清沢の棚田へと向かいました。今回は、田の整備と茶畑の手入れを行いました。作業を始める前に中井先生からお茶の木についてお話がありました。日本では効率よく合理的に茶葉を採るため背の低い横広がりに木を刈り込み整えていったが、本来は茶の木は上へと伸びるものなので茶の産地である中国の雲南省では茶の木の形が違うということでした。また日本では茶葉を害虫から守るために消毒をするがその量が多いことを嘆いておられました。清沢の茶畑はここ6年間、消毒はせず育てているそうです。無農薬の有機栽培で育つ茶葉は少し「こわい」(静岡弁で固い)葉になるそうですが、味は抜群です。紅茶に加工されたりします。

 さて、生徒たちは2手に分かれて茶畑の草取りをする者と田の草刈りをする者に分かれて作業を行いました。茶畑にはバラ科の棘のあるツル状の植物がところどころ生えており、それを新芽と見間違えないように抜き取りました。平地と違い山間部にあるので茶摘みにはまだ少し早いとのことで次回間に合えば摘み取り実習を行うことになりました。一方、棚田では4月に植えた種もみがすくすくと育っているはずでしたが、ネットに穴を開け何者かが侵入したせいか、生えたばかりの若い芽が一部食い荒らされてしまいました。生徒たちはネットの端を土で固める作業をして害獣の侵入を食い止めるための対策をしました。さらにこれからの田植えに備え、田の草刈りをしたり、あぜをこしらえたりしました。

 ここまで終わると昼食の時間です。大鍋に作られた野菜いっぱいのおみそ汁を今回も美味しくいただきました。さらにヨモギ茶をいただきました。初めて飲むその味に戸惑った生徒もいました。昼食が終わると、中井先生や清沢塾の方々との座談会です。生徒からの質問に答えていただくと同時に感想を発表してもらいました。生徒たちは生物の種類について大変関心があったようです。特に中学生の女生徒は田の生物に興味津々で、アカハライモリ、カエル、さわがになどが出てくるとよく観察していました。清沢塾の方のお話では、棚田には12種類のカエルがいるそうです。このお話のあと、カエルの産卵場所に見学へ行きましたが、ひと足遅くイノシシに荒らされてしまい観ることが出来ませんでした。また5月下旬から7月上旬には、夜になると源氏蛍と平家蛍が田の上を飛び交い、幻想的な光景が広がりそれはきれいだそうです。

 さて、次回は6月22日(土)です。今度はきっと田植えになることでしょう。
清沢の紅茶の試飲も出来るかもしれません。お楽しみに。

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